昨日の話。
GK 31 山岡 哲也
DF 27 冨成 慎司
→交代 78分 20 五領 淳樹
DF 6 田中 秀人
DF 23 水本 勝成
DF 18 関 光博
MF 14 高野 光司
→交代 HT 26 塚田 翔悟
MF 7 赤尾 公
MF 5 井上 渉
MF 17 中原 優生
MF 11 新中 剛史
→交代 54分 33 田上 裕
FW 9 藤本 憲明
▼SUB
GK 1 植田 峻佑
DF 3 谷口 功
MF 25 柳崎 祥兵
FW 13 山田 裕也
寺田が怪我でドクターストップらしい。そこに起用された選手は田中秀人。あとは前節と同じ。サブは若干の入れ替わりがある。
▼試合
入りは良かった。オフサイドになったけどネットも揺らした。
前節に感じた手応えを活かしているように思えた。しかし…。
トリニータは試合が少し落ち着くと、ショートパスを多用していた。
キープして引き付けてサイドへ叩く展開が多かったが、リズムは一定だったので、素早いプレスで防ぐ事が出来ていた。
しかし、20分頃、丁度失点をする時間帯、トリニータのリズムが変わった。
ショートパスだけなく、ロングボールも織り交ぜ、縦に入れるタイミングが少し早くなっていた。
21分に松本怜の個人技にやられて失点するが、その直後にゴール前に長いボールを入れられて、ファウルでフリーキックのピンチを招いたシーンは、相手の変化に対応できていない事を物語るシーンに感じた。
このトリニータの変化は、ユナイテッドの入りが良かったのでリズムを変えたのか、最初の約20分は餌を蒔いてただけなのか。いずれにせよ、相手の変化に対応しきれない脆さを見せてしまった。
後半、高野を下げ塚田を投入する。
渉をボランチ、塚田が右サイドハーフに入る。共立大ではサイドアタッカーやセカンド・トップで出ていた選手だけに"本職"で使われた形に。
ユナイテッド、パスを繋いで前へ運ぶ事は出来ても、サイドへ預けてそこからのクロスの精度が悪い。
セットプレーも含め、味方に全然合わない。
録画したTVを見直しても、味方に合ったのは1度だけ。
それも頭に当てるだけのシュートとは言えないもので、この精度でしか上げられなければ、サイドへ渡っても怖さはない。
中央を使ってもダニエルが尽く弾き返す。
解説の遠藤彰弘曰く、「ダニエルはスピードに着いていけてない」との事だったが、トリニータのラインは深く、スピードで突ける状況ではなかった。ダニエルの間合いで勝負せざるを得ない中で、そこで負けた。
加えて、トリニータがボールを保持している時に、高い位置で奪えないため、ショートカウンターへ行けない。
相手のラインが乱れてない中でマイボールになってもサイドへ誘導されて精度の悪いクロスを送るだけになっていた。
攻撃陣はボールを呼び込むのでなく、パスが出てから反応しているので良い形で受ける事が出来ず、シュートが入らない以前にシュートが打てないお粗末な攻撃しか出来ていない。
選手は頑張ったと思うが、このリーグを戦う武器が"選手の気持ち"だけしかないように感じる。
接戦だけど、差は大きく、これが精一杯にしか見えなかった。
■J3第2節
鹿児島ユナイテッドFC 0(0-1,0-0)1 大分トリニータ
得点者;
【大分】 松本 怜(21分)
期日: 2016年3月19日(土)
会場: 鴨池陸上競技場
観衆: 3920人
満足度 ★☆☆☆☆
試合が終わった後の観客の反応を見れば、興行としてある程度の成果は得たと思う。
昨シーズン、J2で戦っていたチームでプレーの質はJFLにないレベルだった。健闘したと言える。
しかし、勝負論で見れば、強豪に善戦出来るサッカーはしているが、そこで勝ちに結び付けれるサッカーではないと思った。
相手の変化に対応できないのは昨シーズンも何度か見た。本当に良くも悪くも昨シーズンと何も変わっていない。
MOM MF 7 松本 怜 大分トリニータ
頑張って守っていた所を個人技で崩された。他にも入られたら嫌な場所に入ってくる動き出しを見せた。
※ユナイテッドはJ3になったのでランキングのカテゴリーを「J3」に変えてみました。
ランキングに参加中、クリックしてくれたら嬉しいです。
- 関連記事
-
スポンサーサイト