NO 全攻切守 NO LIFE

低迷中

リーグのレベルの話

今月20日に鹿屋体大×佐賀大を観た時に感じた事を少しだけ書いてみる。

5-0と鹿屋体大の圧勝。得点も全て流れの中から崩している。それでも感じる物足りなさ。

これは九州大学リーグ全体のレベルにあると感じた。

ここ数年、九州は福岡大学と鹿屋体育大学の2強時代が続いていた。

が、全国に目を向けると、関東や関西勢と比べ、上位に顔を出す学校は少ない。

今年の総理大臣杯は九州は4枠あったが、鹿屋体大を除く3校は初戦敗退。鹿屋体大もベスト16で姿を消している。


大学サッカーを観る機会が増えて感じる事だが、鹿屋体大のレベルは全国区にはあると思う。しかし、普段のリーグ戦において、全国区の大学が少ない事が全国で戦う中で勝てない要因ではないかと視ている。

普段から力のあるチームとの対戦経験が少ない事で、得られる経験値が少ない。それが90分を通して中弛みしてプレーの質が落ちる時間帯があるのに繋がっているように思える。

これは大学関連大会だけでなく、天皇杯が絡む時にも影響してくる。

鹿屋体大の存在は天皇杯へ出場するにあたり、高い壁だった。しかし、それが今やそうでなくなってきている。

簡単に勝てる相手ではない事は確かだが、鹿児島ユナイテッドFCとなり、J3で紙一重の試合を制してきた経験が鹿屋体大が普段のリーグ戦を戦って得る経験値を上回った。


今年の鹿児島県サッカー選手権決勝、鹿児島ユナイテッドFC×鹿屋体大の試合、同点に追いつかれた後の鹿屋体大の試合運びはこれまでに観た印象とは違い、"若さ"を感じるものだった。

ユナイテッドのプレスに対して尽く潰されてロストしていた。

暑さも影響はしているだろうが、精神的な部分で疲労を感じて動けなかったのかもしれない。

このメンタルの部分というのは、例えば、リードを許している状態でも「追いつく」という強い気持ちがあれば運動量が落ちずに戦えるもの。この部分が昨年との違いだった。

昨年の鹿児島U×鹿屋体大は鹿屋は終盤に追い上げていたように、メンタルの部分でもプレッシャーの感じ方が違ったのかもしれない。


ただ、もし、ユナイテッドがJ3で負けが込み、下位に低迷していた場合、負け癖がついて鹿屋体大戦での内容が変わっていた可能性もある。

余談だが、Y.S.C.Cが天皇杯で神奈川の代表になれなくなったのは、J3で戦う事で負け癖がついたからではないかと思っている。

加えれば、Y.S.C.Cが天皇杯神奈川代表の常連だった頃と違い、専修大が東京から神奈川へ登録を移し、桐蔭横浜大が1部に定着している。ライバルの動向にも変化があった。


ユナイテッドが来年以降もJ3で上位にいる競争力を保てる事が出来れば、大学との構図は変わるだろう。
J3・JFL=大学」が鹿児島に関しては「J3・JFL>大学」に。

※個人の感想です。



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鹿屋体育大学×佐賀大学 【九州大学1部】

九州大学リーグを久しぶりに観戦。首位・鹿屋体大と7位・佐賀大の一戦。

■鹿屋体育大学
GK 1 馬渡 洋樹 4年 東福岡
DF 29 綿引 康 1年 前橋育英
DF 3 西川 雄人 4年 藤枝東
DF 25 奥村 泰地 2年 鹿児島実業
DF 13 福森 勇太 2年 山梨学院大付属
MF 11 三宅 海斗 1年 東福岡
MF 2 藤山 智史 4年 四日市中央工業
→交代 79分 23 最上川 祐輝 3年 アビスパ福岡U-18
MF 10 松田 天馬 3年 東福岡
MF 16 樋口 雄太 2年 サガン鳥栖U-18
→交代 HT 19 森川 和命 2年 ロアッソ熊本ユース
FW 4 木佐貫 毅 4年 神村学園
→交代 68分 26 餅山 大輝 1年 東福岡
FW 9 冷岡 幸輝 4年 FC東京U-18/NIFS KANOYA FC
→交代 HT 14 向高 怜 3年 鹿児島城西



キャプテンの右サイドバック・福森健太は現在、特別指定選手としてギラヴァンツ北九州に帯同しているので不出場。そこはルーキーの綿引が。

今年は少しメンバーをいじっている。
サイドバックをしていた藤山をセンターハーフで起用したり、ボランチの木佐貫をFWで起用したり。福森勇太はサイドバックへコンバートされている。

■佐賀大学
GK 1 坂井 涼 4年 広島観音
DF 18 奥 裕哲 2年 小倉
→交代 79分 22 吉本 優成■86分 1年 大津
DF 17 長尾 樹 3年 宗像
DF 7 白根 直樹 4年 アビスパ福岡U-18
DF 28 堀西 謙太 3年 サガン鳥栖U-18
→交代 74分 10 時松 拓海 2年 大津
MF 29 平山 純 4年 指宿商業
→交代 57分 23 藤井 雄大 2年 広島観音
MF 16 大塚 寛史 4年 大津
MF 8 橘木 勇弥 3年 大津
MF 13 松本 健太郎 3年 佐賀北
FW 15 林 慎太郎 2年 熊本学園大付属
FW 12 岩瀬 崚二■12分 4年 佐賀北
→交代 40分 14 高口 卓海 2年 城南



13松本は九州大学選抜の一員として3月のデンソーカップに出ていた。九州国体でも観た事がある。ドリブルの上手い選手という印象。


▼試合

試合の入りが良かったのは佐賀大。両サイドハーフからのカットインでトップが空く。1分、2分と立て続けにシュートチャンスを作った。

一方の鹿屋は、コンパクトな陣形でブロックを作り、相手のポゼッションに対して厳しくプレスをかける。

序盤はセカンドボールが拾えず、クリアするだけのシーンも少なくなかったが、前線の運動量を活かした寄せと常にコンパクトな陣形を維持する事で徐々にセカンドボールを拾えるようになる。

ポゼッションが高まると、佐賀大陣形が下がり、序盤こそ佐賀大の守備ブロックを崩すのに苦慮していたが、中でキープする事でサイドバックの足が使える様になって綻びを作る。

シュートは尽く正面。佐賀大の両センターバックも体を寄せて自由にプレーさせなかった。が、しかし、ゴール前での攻防でクリアするだけになっているというのは均衡が崩れるのも時間の問題。

30分、鹿屋先制。
高い位置でのボール奪取から9冷岡へ渡り、冷岡のスルーパスを11三宅が決める。

その4分後に追加点。
ゴール正面で受けた10松田が相手のチャージをものともせず強烈なシュートを決めて2-0。

厳しいプレスで自由を奪った時間帯に2点決めて前半を終える。

後半は開始早々に攻め立てた鹿屋が2本の決定機を作るが、GK坂井の好セーブに阻まれる。

佐賀大は後ろで回す事は出来ても、コンパクトな陣形の鹿屋を崩せずにいた。高い位置まで運べてもゴールに近いと事でのプレスは特に厳しく、1対1で勝てないのでチャンスらしいチャンスが作れない。

61分、佐賀大ビッグチャンス。
前線でフリーだった15林に渡り、カウンター。右へ展開し、14高口がシュートを放つが正面。

佐賀大ベンチからは「仕掛けろ」との声が飛ぶが、高い位置ではもっと勝負してもよかったかも。

パスがほとんどの所で逃げのパスになっていた。鹿屋と違い、コンパクトになれていなかったので、サポートが不十分だったか。

鹿屋はセンターハーフを起点又はサイドハーフのカットインで佐賀大の注意を中へ引きつけ、サイドを開けてそこに14向高が飛び出すパターンを多く作った。

ただ、後半20分頃は中弛みもあり、攻守に渡ってミスも見られる。

71分、佐賀大。
鹿屋のミスから15林がシュート。こぼれを23藤井がシュート。いずれもGK馬渡のファインセーブで事なきを得る。

馬渡のファインセーブの1分後、右サイドへ流れた14向高からのクロスを19森川が押し込んで3-0。

26餅山を投入してからは、餅山をセンターフォワードに、森川・向高をウィングに置いた4-3-3にしていた。

14向高は76分にもアシストを記録。左サイドからアーリークロスを送り、26餅山が合わせて4-0。

佐賀大は3バックにして前に人数をかけるが、鹿屋のブロックはなかなか崩れない。鹿屋はかなりハードに動いているが、精神的優位に立っている事で疲労感はさほどないのだろう。

91分、鹿屋追加点。
右サイド、29綿引のクロスを1度GK坂井が弾くが、こぼれを拾った26餅山がマイナスに送り、受けた10松田が叩き込む。これで5-0。

得点全てがゴールに近い所で崩しての得点。やられた方はぐうの音も出ない内容。

■九州大学リーグ第16節
鹿屋体育大学 5 (2-0,3-0) 0 佐賀大学

得点者;
【鹿屋】 三宅海斗(30分)、松田天馬(34分、90+1分)、森川和命(72分)、餅山大輝(76分)

日時: 2016年10月8日(土)
会場: 鹿屋体育大学
満足度: ★★★☆☆



やってるサッカーの内容は似ていた。勝敗を分けたのは、「ツヴァイカンプフ」かな。1対1の局面でほぼ鹿屋が勝っていた。

また、ゴールに近い所での守備の時、クリアするのが精いっぱいだった佐賀大に対し、鹿屋はボールを展開出来ていた。そこも差に繋がったのではないかと。

ただ、5-0にして物足りなさを感じる。

九州大学リーグを観るようになって感じる鹿屋の福大戦以外の「持て余してる」感。

試合を優位に進めれているからこそ、どこかで中弛みして質に対して物足りなさを感じてしまうのかも。

MOM: GK 1 馬渡 洋樹 鹿屋体育大学

試合が中弛みしていた時間帯へのピンチをファインセーブで凌ぐ。ミスも多い展開の中、後ろから鼓舞して試合を締めた。













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私の造語ではありますが、全員で攻撃して、全員で切り替えて、全員で守備をするという意味で、『全攻切守』という言葉を、私自身は以前から使っていました。

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