全社1回戦、ヴォルカと同会場で第1試合にあった八戸vs島根の事を少々。
全国社会人選手権1回戦
ヴァンラーレ八戸 1(1-0,0-0)0 デッツォーラ島根
得点:鶴野大貴(40+1分)
期日:2013年10月19日(土)
会場:愛野運動公園多目的芝生広場
>>公式記録
デッツォーラ島根はパスを丁寧に繋ぐのが印象に残っている。低い位置でもクリアでもいい場面でも繋ぐ意識があり、JFLを経験している選手も多く、1人1人のレベルも高い。中田健太郎、隅田航はJリーグクラブにも所属経験があり、この2人は技術レベルが頭1つ抜けていた。
ヴァンラーレは裏を狙う動きが多く、GKも近くの味方へのフィードよりもロングキックが多い。守備が堅く、守りに人数を割いていた。
序盤は島根ペース。丁寧なパス回しが効いていた。しかし、八戸守備陣がそこをしっかりと耐えると、愚直なまでに裏を狙い続けた効果が出たのか、島根のDFラインが下がる。中盤とDFとの間にスペースが出来、そのスペースを突く事で流を引き寄せる。
前半アディショナルタイムにクリアを拾った鶴野大貴のシュートが決まり先制する。DFに当たってコースが変わった事でGKの反応が遅れた。
後半になると八戸の攻守の切り替えの良さが目立つ。攻めるときは攻める、守るときは守るのメリハリが良い。中盤が引くときは引くので島根はカウンターが出来ない。島根はトップと中盤の距離感が悪くなり、隅田にボールが渡っても隅田が孤立し、ボールを持たされる時間が増える。
カウンターをしようにもうじゃうじゃいる八戸守備陣をほぼ隅田1人で打開しないといけない状況はさすがに厳しい。中田の位置が下がった(前半はFW)事も痛かったか。
後、島根はジャッジに苛立っていた。これで冷静さを欠いたのではないかと。確かに納得いかないようなジャッジもあったが、そこで熱くなってはダメ。もっとも、71分の深山の警告は気の毒だった。ゴール前に張っている深山へクロスを送り、受けた所で倒されてPKかと思いきや深山のファウルに。あれはPKだと思ったが。
八戸は最後まで運動量が落ちず、プレスも厳しくなる。島根はパワープレーに入るが、縦に入れるタイミングが遅く、精度が悪い。また、キッカーに対して厳しくプレスをかけられたため、まともに前線へ送れなかった。
八戸は守備が良く、嫌らしいサッカーをしていた。個人的には24番の関口が印象に残っている。八戸も攻撃へ切り替える際にDFラインが上がり切らない時があったが、上手く間にポジションを取りスペースを消していた。攻・守のメリハリが良くて最後まで走り切った。島根は後半は戦術・隅田になってしまっていた。DFがもっと強気になってラインを上げていればトップとの距離感が保て、隅田のフォローも円滑に出来たかもしれないが…。
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全国社会人選手権1回戦 vsバンディオンセ加古川MOM投票▼
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ちなみに
両チームのサポーターは来てましたか?太鼓やコールはありました?
【2013/10/21 22:42】
URL | 指宿親子 #DZ7qSDiw [
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島根はまあまあいました。八戸はさすがに少人数でした。
島根は太鼓有。八戸は声だけの応援でした。バンディオンせも少人数ですがいました。太鼓を使っていたかはこっちも応援中だったので把握出来ていません。声はよく通ってました。
【2013/10/21 23:32】
URL | dai #WOq6nlhY [
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サポーター
ありがとうございます。みんな遠くまで応援に行くんですねぇ。感心します。
【2013/10/23 19:36】
URL | 指宿親子 #jZuhrPR2 [
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