今シーズンを振り返るにあたり、やはり昨年12月にあった合併騒動もリンクさせないといけないと思う。
あの合併騒動に関して言えば、「時間がなかった」の一言に尽きる。12月から12月末までに結論を出さないといけないという難しい中で、お互いが主張を譲らずに平行線を辿っていた。また、「時間がなかった」だけでなく、そもそも全ての対応が稚拙に感じた。
そもそも合併をするのなら、12月の段階で多くの事が決まっていないといけない。分かりやすい所で言えば運営会社、クラブの代表を始めとしたフロントの人選、両チームから残る選手やスタッフ等。しかし何も決まっていない。
しかも事前に90%決まりみたいな記事、そもそもFC KAGOSHIMAの地決敗退後の合併を煽る記事に協会の無責任な対応等、本当に合併する気があるのか疑問に感じる事続出。
ヴォルカにとって追い打ちをかけたのが統合断念の際の記事。全てヴォルカが悪いというような内容であり、憤りを感じたものだったが、そのような記事が世に出たことで新シーズンはヴォルカにとって試練のシーズンになる事が予想された。
多くの選手が退団し、うち4人はFC KAGOSHIMAへ移籍。新チームの概要がまだ発表されていなかったヴォルカにとって、このリリースはなかなかのダメージ。世間にヴォルカは終わったと思わせるには十分なものだった。
そんなヴォルカにとって最初の明るいニュースは新監督就任のリリースだった。1番補強をしないといけない箇所を補強。手腕は未知数で改悪のリスクも伴う補強ではあったが、現状維持では何ももたらさないわけで希望を託したいリリースだった。そして新チームが2月に始動し、最初のTRMを迎える。
最初のU-17日本代表とのTRMは契約更新がリリースされた13人のうち豊滿(後に退団)だけが不在だったが、それ以外の選手は全員帯同し、新加入の小原、井上、登尾(この時は不出場)、大久保(この時は不出場)、永畑、中筋、笹栗(+練習生1名)が帯同しており、頭数はまだ少ないが戦えるメンバーは揃っているという印象。
ただ、このTRMで1番ポジティブな要素は監督の指示だった。ベンチに近い位置で観ていたのだが、ハーフタイムに聞こえる監督の指示が的確で、これまでに見られなかったリスクマネジメントをを主とした指示に、この人なら任せられると感じた。
観に来ていたサポ仲間もポジティブに捉えていたようで、年末から1月にかけてどんよりしていた気分を晴らす良い1日だった。
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ヴォルカ鹿児島人気投票2013

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