■前半開始1分も経たない内にCKからピンチを招くなど、序盤は主導権を握られる展開となった。危ない場面自体は少なかったものの、中盤でボールをキープされ、そのボールホルダーに対するプレスが弱く、セカンドボールもなかなか拾えず、サイド・センターともにディフェンスが後手に回る。
しかし、流れの中で修正し、徐々にプレスを厳しくしていったことにより中盤を制圧。良い形でボールを奪える回数も増え、主導権を握ってゲームを進めた。
が、フィニッシュの精度が良くなかった。シュート数こそ少なくなかったものの、GK正面や枠を捉えられない場面が目立ち、また、ラストパスの精度であったり、サイドバックの攻撃参加が少なかったことなどもあり、ペースは掴むものの、攻撃の精度自体は低く、スコアレスで前半を終える。
■後半雨の影響でピッチコンディションが悪くなるが、前半の良い流れそのままにゲームが進み、後半13分にペナルティエリア内で山田が強引に仕掛けてからのシュートで先制。厳しいチェックにあった中での仕掛けであり、山田の粘り勝ち。
先手を取ってからは勢いが増し、前半は少なかったサイドバックのオーバーラップ、特に左サイドの日高潤也の攻め上がる回数が増えたことで攻撃に厚みが増した。彼が攻撃参加をどれだけ出来るかはヴォルカの攻撃の出来を測る上では一つの目安になる。
後半18分には池田太志がFKを直接決め、29分には勇人、その4分後にはCKから森洋介、そしてその1分後にまた山田と立て続けに得点が生まれた。
途中、中盤が少しルーズになったが、選手交代でそれを埋め、守備も終始安定。大量5得点に無失点と終わってみれば5-0と快勝。初戦を無事白星で飾った。
■まとめ前半の立ち上がりはあまり良くなかったし、スコアレスで終えたように攻撃の精度にも課題が残ったが、結果として後半5点も取ってることから、攻撃は水物であり、「こういうこともあるさ。」としか言いようがないが(汗)、良い流れのときに取れないと相手のレベルが上がるにつれ、後々響いてしまうので、やはり、取れるときに取れるようにすべきだと思う。だが、後半の立て続けに得点を奪ったシーンを見る限りでは、ハマった時の爆発力は昨シーズンを凌いでいる印象を受けた。
また、守備に関しては立ち上がりに主導権を握られながらも、自分達で修正し、終始安定させたところを見ると地力はついてきている。GKの怪我だけ気をつければ特に問題はないと思われる。
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