だいぶ遅くなりましたが、九州リーグ沖縄ラウンドの事を。
▼開幕戦
■J.FC MIYAZAKI
▼出場メンバー
GK 21 桑原 一太
DF 2 重富 朝登
DF 5 宮崎 舟
DF 3 福元 考佑
MF 8 上大田 悟
→交代 90+2分 12 新里 大地
MF 11 久木元 宏行
→交代 90分 23 戸波 恵斗
MF 10 村山 充
MF 17 徳重 翔大
FW 22 栫 健悟
→交代 58分 25 米澤 康太
FW 20 井福 晃紀■44分
FW 14 神田 傑
→交代 86分 24 川口 裕士
▼SUB
GK 1 村上 友祐
MF 7 長友 耕一郎
MF 32 高瀬 廉
■鹿児島ユナイテッドFCセカンド
▼出場メンバー
GK 1 山之内 幹
DF 3 入船 歩夢■10分※1枚目
→交代 74分 17 本田 陽司
DF 20 片野坂 亮
DF 28 猪谷 亘
DF 11 江崎 太志
MF 29 本藤 風太
MF 26 角野 翔汰
MF 14 笑喜 祐志
MF 8 須賀 龍矢
→交代 81分 25 岩本 健斗
FW 10 福崎 冬也
FW 9 黒木 源生
→交代 65分 16 陸守 康汰■83分※1枚目
▼SUB
DF 22 瀬戸口 悠人
■九州リーグ第1節
J.FC MIYAZAKI 4(1-1,3-2)3 鹿児島ユナイテッドFCセカンド
得点者;
【宮】 神田 傑(29分、49分)、上大田 悟(65分)、井福 晃紀(69分)
【鹿】 福崎 冬也(14分、68分)、入船 歩夢(74分)
期日: 2016年4月2日(土)
会場: 沖縄県総合運動公園陸上競技場
満足度: ★★
開始から前から果敢にプレスをかけ、高い位置で奪ってから個人技やコンビネーションで崩しにかかるアグレッシブな姿勢を見せる。
球際で粘り強く、1人でダメなら2人といった具合いにカバーリングも良く、戦う姿勢が出ていた。
14分にゴール前で得たフリーキックを福崎冬也が直接決めて先制。良い入りで先制と理想的な展開。
しかし、この試合を一言で表すと「ジレンマ」か。結果を見てもそう感じる。
昨シーズンも活躍した江崎太志をサイドバックで使わないといけない台所事情に踏まえ、この試合ではU-18の山之内がゴールマウスに立った。
彼は頑張ったと思うが、経験が絶対的に足りない。カバーをするためにバックラインを高く保つことが出来ず、それでも前線はプレスをかけるので、中盤との間に出来るスペースを時間の経過と共に突かれていた。
FW陣も引いてブロックが出来れば、コンパクトになるので人数をかけて守れていたが、攻撃から守備への切り替えが少し弱い。攻撃に持ち味のある選手が並んだ中盤の攻勢も守備の強度を保てない一因に感じた。
29分、右サイドから崩されて最後は神田傑に流し込まれる。
ここから徐々に宮崎の攻撃はシュートで終わるようになり、セカンドは防戦一方になる。
後半開始早々に左サイドからクロスを送られ、ゴール前で山之内と相手選手が競り合う。体を当てられた事でパンチングが不十分になった所を神田に押し込まれて逆転される。
この時間帯は苦しかった。運動量を上げて対抗したかったところだが、黒木は前半から動きが鈍い。動き方を見る限り、怪我を抱えていたっぽい。手を抜いているように思えなかった。
守備から攻撃への切り替えが悪い。縦へ送れず、バックパスしかできない事も。
65分に右サイドから突破を許し、ゴール前で合わされる。1度はセーブするが、こぼれを上大田 悟に押し込まれた。
セカンドは黒木を下げ、陸守を投入。江崎を右サイドハーフ、本藤をFWに上げる。
前線に入った本藤は、裏抜けや突破を見せ奮闘。68分、左サイドで受けた本藤のシュートはポストに。このこぼれを福崎が押し込んで1点差となる。この時、本藤の裏を須賀が抜け出してパスコースを確保していたのも良かった。
しかし、せっかく1点差になってもすぐに井福のミドルで2点差とされてしまった。
74分にフリーキックから入船が頭で合わせて1点差とし、最後まで諦めない姿勢を見せるが、追いつく事は出来ず。惜しくも敗れた。
▼第2節
■鹿児島ユナイテッドFCセカンド
▼出場メンバー
GK 1 山之内 幹
DF 3 入船 歩夢
DF 20 片野坂 亮
DF 28 猪谷 亘
→交代 90分 22 瀬戸口 悠人
DF 11 江崎 太志
→交代 76分 16 陸守 康汰
MF 8 須賀 龍矢
MF 14 笑喜 祐志
MF 26 角野 翔汰
MF 29 本藤 風太
FW 10 福崎 冬也■62分※1枚目
FW 9 黒木 源生
→交代 55分 17 本田 陽司
▼SUB
MF 25 岩本 健斗
■テゲバジャーロ宮崎
▼出場メンバー
GK 21 上野山 裕己
→交代 55分 1 長倉 優貴
DF 19 小林 雄太
DF 5 ジブリン
DF 7 山口 直大
DF 18 石川 智也
MF 13 近藤 貴耶
→交代 63分 3 水島 有斗
MF 14 松田 大成
MF 23 禿 寿秀
→交代 76分 16 小口 亮
MF 27 山口 愛騎
→交代 90分 11 前原 徹
FW 8 阪本 翔一朗
FW 4 坪井 啓悟■68分
▼SUB
MF 6 堀川 隼輔
MF 26 中川 将吾
■九州リーグ第2節
鹿児島ユナイテッドFCセカンド 1(0-3,1-7)10 テゲバジャーロ宮崎
得点者;
【宮】 阪本 翔一朗(2分、89分)、松田 大成(4分、73分)、山口 愛騎(37分、51分、87分)、坪井 啓悟(52分)、水島 有斗(80分、83分)、
【鹿】 本藤 風太(90+3分)
期日: 2016年4月3日(日)
会場: 沖縄県総合運動公園陸上強雨議場
満足度:
前日の疲労が残っているのか、開始早々から足取りが重い。
寄せが甘く、左からクロスを許し、阪本に合わせれていきなり先制を許し、今度はミドルレンジで松田へのケアが甘く、簡単に2失点。
前日は高い位置からのプレスでボールを奪い、ショートカウンターが出来ていたが、この試合はそれが出来なかった。
高い位置でボールが奪えず、低い位置で奪っても切り替えが悪く、縦へ運べない。
相手も20分足らずで雑なプレーを見せ、付け入る隙はあったのだが、セカンドは連戦を戦える体力はなかった。
それでも前線の選手は、須賀が右サイドから中へ走り込み、空いたスペースをサイドバックの足を使う等、アイデアのある動きを見せる。シュート数は決して少なくなかった。
後半に関しては決定機は少なくなかった。
58分の福崎冬也のミドル。
66分、本藤風太がエリア内でタメてからのシュート。
67分に裏に抜け出した福崎冬也が1対1をシュートするがセーブされる。
77分、左サイドの裏へ抜け出した本田陽司が1対1の状態でシュートはセーブされる。
といった具合。相手GKのファインセーブもあり、公式記録によればシュートは16本。
悪い数字ではなく、このスコアなら通常、もっとシュートは打てないもの。
この差は練習環境からくる体力の差かな。
終盤は軽いコンタクトプレーでボールをロストし、寄せが甘いので、相手選手はプレッシャーをあまり感じない状態でシュートを打てていた。
ただ、10点も取っているのに、足を気にしている選手がいたり、被シュートの数等、テゲバジャーロそれで大丈夫か?というのは気になった。
疲弊してたセカンドが相手だからこの結果だったけど、20分経たないタイミングでプレーの質は落ちていた。
2点差、セカンドの動きが脅威に感じなかったから起きたプレーだったのか、もっと拮抗した展開だったら質は変わらなかったのか、まあ、相手を気にしてもしょうがないけれども。
セカンドは終了直前、前線に上がっていた片野坂が潰れ、拾った本藤が突破からのシュートが決まり一矢報いた。
今シーズンを戦う上でこうしたボロ負けの試合でも0でなかったのは収穫。
1試合だけなら戦えるが、連戦だと厳しい。選手の頭数が少ない。
▼点を取った事と
収穫だったのはここでU-18の選手が出れた事。
GK山之内は高校生で経験・パワーが足りないが、ファインセーブも見せたし、片野坂にフォローしてもらいながらとはいえ、前後のポジショニングは良かった。
17本田はJFC戦のファーストプレーこそ相手の圧力に戸惑っている風だったが、試合のリズムに慣れるとコンタクトプレーで強さを見せ、テゲバジャーロ戦で途中、サイドハーフに上がるが、その時は決定機にも絡んだ。
角野・福崎は昨シーズンにはない逞しさがあった。上に行くにはもっと強かにならないといけないが、その辺も含めもがいているように見える。
入船はプレーに迷いが消えた。ポジショニング等の課題はまだ多いが、昨シーズン多かった、「迷って雑なプレー」というのはなかった。
昨シーズンの今頃に感じた絶望感はない。それだけに体制の改善が出来ないものかと思う…。

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