本当はもっと早くUPする予定だった7/24の宮日旗・NHK杯1回戦の第2試合。第2試合はテゲバジャーロ宮崎×九州保健福祉大。
九保大は九州2部。カテゴリー的にはテゲは圧倒して勝たないといけない相手だが、結果は辛勝という形に終わった。
■試合
開始7分、九保大のフリーキック。クリアミスをゲームキャプテンの3番の選手が押し込んで先制する。
22分には、10番の選手が凄いミドルが決まって2-0と九保大が2点リード。集中して試合に入れた九保大とそうでなかったテゲとの違いが表れた。
5-2-3とも言える程、両サイドが下がっている九保大だが、アグレッシブさが衰えず、左ウィングバックの19番の選手のサイドの上下動は好印象。深い位置から攻撃時はかなり高い位置まで上がって来ていた。

一方でテゲは攻撃に緩急がなく、アイデアがない。28分に前2枚を代えるが、その途中出場の阪本以外の選手が個で圧倒出来ていない。
攻撃の形は勿論だが、「個の力が弱い」という部分が非常に気になった。
その阪本へ対しては、複数でチェックへ行き、シュートを許さない。おそらく、九保大はプラン通りの前半だったのでは。
後半、テゲは前線で張っていた阪本にボールが渡ると、マークが少なければ簡単に突破出来ていた点、前半からパワープレーの様相を呈した攻撃に関して、九保大も消耗していたように感じる。
セットプレーでも、巻いてGKの守備範囲に飛ぶようにしていたし、九保大GKはさほど大柄ではない為、ゴール前での肉弾戦は不利。この試合でしか通じない戦法であったが、まずは56分に1点返す。
フリーキックをジブリンが頭で合わせたボールがポストに。ゴールライン前で九保大DFがクリアしようとした所に山口直大が詰めて押し込む形に。
今度は68分、コーナーキックをファーサイドで折り返し、フリーの阪本のボレーが決まり同点に。
味方同士で鼓舞し、何とか切らさないようにしていた九保大だったが、テゲの肉弾戦に圧され、71分には逆転を許す。
コーナーキックからのシュートを九保大GKがキャッチし損ねる。そのこぼれをDFがクリアしようとした所に山口直大が詰めて1点目と似た形で押し込んだ。
九保大からすれば勿体ない失点。GKはキャッチし損ねたとはいえ、すぐにキャッチに行ける体勢は取れていた。DFに少し冷静さがあればGKが捕ってこの攻撃を終わらせていただろう。
九保大はパワープレーで同点を狙いに行くが、これは前半のテゲ同様に単調でアイデアがない。テゲのGKも不安定でファンブルもあったが、ジブリンのような長身選手も立ちはだかっている中、簡単ではなかった。
九保大、奮闘むなしく敗れてしまった。
宮日旗・NHK杯1回戦 ※40分ハーフ
テゲバジャーロ宮崎 3 (0-2,3-0) 2 九州保健福祉大学
得点者;
【テ】 山口 直大(56分、71分)、阪本 翔一朗(68分)
【九】 3番(7分)、10番(22分)
日時: 2016年7月24日(日)
会場: 生目の杜運動公園多目的グラウンド
満足度: ★★☆☆☆
MOM: 該当者なし








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【2016/08/15 14:51】
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