NO 全攻切守 NO LIFE

低迷中

福岡大学×鹿屋体育大学 【九州大学1部】

11/20、レベルファイブスタジアムで行われた九州大学リーグ最終節、第2試合の福岡大学×鹿屋体育大学との一戦について少々。

福岡大学は冨成慎司、鹿屋体育大学は赤尾公、中原優生、寺田匡史がOB。


前節、リーグ優勝を決めた鹿屋体大に対し、福大は勝点19の4位。

前日に2位・九州共立大学と3位・日本文理大学が対戦し、日本文理大が勝利を収め、2位となり、九州第2代表としてインカレへの出場を決めた。

敗れた共立大は勝点22の暫定3位でリーグ戦を終了。

福大は勝てば勝点で並ぶ。しかし、共立大の得失点差は13。この段階で福大は6。ただ勝つだけでなく、7点差以上の勝利が必要という困難なミッションをクリアしないとインカレに出場できない状況であった。

■福岡大学
▼出場メンバー
GK 1 永石 拓海■19秒 3年 高川学園
DF 5 三浦 秀弥 3年 九州国際大附属
DF 4 中島 大貴 4年 筑陽学園
DF 2 西嶋 有矢 4年 サンフレッチェ広島ユース
→交代 62分 45 東 剣大 2年 座間
DF 6 瓜生 紘大■84分 4年 筑陽学園
MF 41 小嶋 泰弘 3年 筑陽学園
→交代 55分 26 大坪 凌 3年 作陽
MF 15 佐々木 亜門 3年 アビスパ福岡U-18
MF 13 石田 皓大■20分 2年 高川学園
→交代 51分 18 今村 一希 2年 東海大五
MF 7 川上 竜 4年 アビスパ福岡U-18
FW 30 前田 翔吾■14分 1年 鹿児島実業
→交代 HT 14 梅田 魁人 1年 高川学園
FW 39 門司 涼佑 4年 京都サンガF.C.U-18

▼SUB
GK 16 岩崎 知瑳 4年 東福岡
MF 11 坂本 幸亮 3年 熊本学園大付属
MF 27 青山 生 2年 筑陽学園





福大のスタメンを見た第一印象は「デカい」

GK永石拓海190cm、4中島大貴190cm、30前田翔吾190cm、39門司涼佑193cmと190cm台が4枚。

2トップが共に190cm台なんて日本国内で例があるのかどうか。

試合を観ながら、右サイドバックの5三浦秀弥も結構身長はあるはずだと思い、パンフを見たら180cm。

167cmの佐々木亜門ですら大きく見える錯覚が起こったw

■鹿屋体育大学
▼出場メンバー
GK 1 馬渡 洋樹 4年 東福岡
DF 25 奥村 泰地 2年 鹿児島実業
DF 23 最上川 祐輝■66分 3年 アビスパ福岡U-18
DF 3 西川 雄人 4年 藤枝東
DF 13 福森 勇太 2年 山梨学院大付属
MF 11 三宅 海斗 1年 東福岡
MF 2 藤山 智史 4年 四日市中央工業
MF 16 樋口 雄太 2年 サガン鳥栖U-18
→交代 76分 6 村川 修平 4年 枚方フジタSC U-18/NIFS KANOYA FC
MF 4 木佐貫 毅 4年 神村学園
→交代 82分 9 冷岡 幸輝 4年 FC東京U-18/NIFS KANOYA FC
FW 33 小畑 亮 3年 日田
→交代 70分 18 後藤 拓人 4年 日田/NIFS KANOYA FC
FW 7 片井 巧 3年 東福岡
→交代 70分 14 向高 怜 3年 鹿児島城西

▼SUB
GK 12 保要 佑樹 4年 桜丘/大隅NIFS FC
FW 19 森川 和命 2年 ロアッソ熊本ユース
FW 26 餅山 大輝 1年 東福岡





松田天馬が不在。ベンチにも入っていなかったが怪我でもしたのだろうか?

16樋口雄太がセンターハーフ、4木佐貫毅が左サイドで33小畑亮をFWで抜擢。


▼試合

開始早々、鹿屋は7片井巧がバックラインの裏へ抜け出し、GKと1対1に。福大GKの永石がエリアの外で思わず倒してしまう。

GK永石にはイエローが出された。手元の時計で19秒。

ゴールに近い所でフリーキックのチャンスを得た鹿屋だが、福大の壁がデカい事(笑)


福大は予想通りで190台2枚のFWに対して放り込み、肉弾戦に持って行く。

鹿屋のCB陣は約10cmの身長差のある福大2トップに対し、先に落下点へポジションを取る事で主導権を渡さない。

しつこく体を当て、セカンドボールを拾い、福大DFラインの裏を執拗に狙っていく。

2トップの7片井巧と33小畑の2人は機動力が売り。片井のドリブル、小畑のプレーエリアの広さが勝るか、福大CBの高さが勝るか。

福大はDFラインがかなり高い位置だった。

鹿屋が裏を狙うには格好のターゲットではあったが、GK永石の守備範囲が広く、ハーフウェイライン付近まで上がってカバーリングを行う。

福大CBの2西嶋有矢は九州国体ではプレースキックを蹴っており、キックの精度の高い選手。

左SBの6瓜生紘大の位置がサイドハーフとも思える程に高く、ボールを受けてはすぐにクロスを放り込んでいた。

この度が過ぎるパワープレーに対し、鹿屋は徐々に消耗していった。

決定機は作らせなかったが、セカンドボールを拾ってマイボールになっても切り替えのスピードが落ち、福大の圧力に押させるようになる。

この段階では、鹿屋はサブにCBを入れなかったのは仇となったかに思われた。

福大はセンターハーフの15佐々木亜門が高い位置で攻撃の起点になれるようになったので、パワープレーに+αをもたらす。

32分、福大最初のチャンス。
6瓜生紘大のクロスを39門司が落とし、30前田がシュート。これは鹿屋GK馬渡がファインセーブ。

GK馬渡も福大のパワープレーに負ける事なく、ハイボールは安定していた。

前半はスコアレス。一進一退の攻防で福大はGK永石の好プレーが目立ち、鹿屋もCB・GKを中心に激しくぶつかり、ど迫力のゲーム展開となった。

後半、福大は30前田に代え、14梅田魁人を投入。サイズはダウンしたがやる事は変わらない。

目まぐるしく変わる展開の中で、福大のDFラインの脆さも見えた。

前半から裏へのケアが甘い印象ではあったが、GK永石におんぶに抱っこの状態で負担が大きすぎたのだろう。

56分、鹿屋が先制。
クリアボールを拾った11三宅海斗がドリブルカウンター。スルーパスに反応した33小畑がシュートを放つ。GK永石、これを弾くが、セカンドボールを16樋口雄太が押し込んだ。

福大は状況を打開すべく、4枚の交代枠を62分までに使い切る。3バックにシステムを変え、前線の枚数を増やす。

66分、福大はPKを獲得。エリアの中で23最上川が39門司を倒してしまう。
しかし、このPKを7川上竜はバーに当ててしまう。

鹿屋は70分に2枚替え。
7片井→14向高怜、33小畑→18後藤拓人。そのまま2トップを組む。

75分、鹿屋追加点。
バックラインから、25奥村泰地のパスに抜け出した18後藤がシュート。これがネットに吸い込まれる。

この試合、鹿屋は再三に渡り福大DFラインの裏を突くが、ドリブルでゴールに近い所まで運んでからシュートを打っていたため、GK永石に間合いを詰められてシュートコースがなかったという共通点があった。

だが、18後藤は早いタイミングで右足を振り抜いた事でGK永石に間合いを詰める余裕を与えなかった。

後藤拓人、3年になり、トップチームに登録されるも、時々サブに入る程度で多くの出番に恵まれたわけではなかったが、価値ある追加点を決める。

この2点目は勝負を決めた。福大はトーンダウンし、シュートらしいシュートが打てない。

74分にエリア左で受けた39門司が突破して放ったシュートがサイドネットに嫌われたくらいで、最後まで運動量とガッツの衰えない鹿屋の守備に抑えられる。

84分、鹿屋は11三宅が裏を取り、GKまでかわしシュートを打とうとした所をファウルで倒されてPKを獲得。

このファウルをした福大6瓜生紘大は一発レッドとなってしまう。

これで得たPKは途中出場の9冷岡幸輝がキッカーを務めるが、GK永石が止めた。永石はこの試合、多くのファインセーブを見せる。

追加点のチャンスをモノに出来なかった鹿屋だったが、ボールポゼッションを大事にする事で攻撃のリズムを最後まで落とさず、アディショナルタイムの93分、25奥村のクロスをゴール前で受けた9冷岡が反転からのシュートを決め、ダメ押し。

終わってみれば鹿屋の快勝。ゴリゴリの肉弾戦に負けず、機動力を活かしたサッカーで制した。

■九州大学リーグ第22節
福岡大学 0 (0-0,0-3) 3 鹿屋体育大学

得点者;
【鹿屋】 樋口 雄太(56分)、後藤 拓人(75分)、冷岡 幸輝(90+3分)

日時: 2016年11月20日(日)
会場: レベルファイブスタジアム
満足度: ★★★★★
写真



地震の影響で試合数が半分に減ったとはいえ、鹿屋は総失点がわずか2と今年は堅守が光った。攻撃もリーグ最多の41とすば抜けてる。

軸になるゴールゲッターはいないが、バランス良く選手が得点を重ねている。

一方の福大、常に全国の舞台に出ている印象だったが、今年は総理大臣杯に続きインカレも逃した。勝ち続ける難しさを感じる。

MOM: DF 3 西川 雄人 鹿屋体育大学

約10cm差の身長差がある相手FW陣にも競り負けず、体を張った守備で勝利に貢献。ここが崩れなかった事で、試合が壊れずに済んだ。





3失点を喫するも、数多くのピンチを防いだ福大の永石(上、高川学園)は広すぎる守備範囲でスイーパーとしても存在感が際立っていた。
鹿屋体大のGK馬渡(下、東福岡)は、福大のパワープレーに対し、ハイボールの処理が安定しており、堅実なプレーで最後尾を支えた。

一見、分かりやすい派手なプレーだった永石、派手さはなかったが堅実なプレーの馬渡、プレーの質に違いこそあれど、GK2人の好守が光る。


三宅 海斗(東福岡)
前半は中盤省略型の展開で見せ場は少なかったが、後半は先制点に絡む等、切れ味鋭いドリブルはこの日も健在。


最上川 祐輝(アビスパ福岡U-18)
この日も闘志むき出しの闘う姿勢で身長差約10cmのエアバトルを制した。PK献上はご愛敬。



門司 涼佑(京都サンガF.C.U-18)
迫力のあるエアバトルを繰り広げるも不発に終わる。


鹿実の同級生。
福大・前田 翔吾、鹿屋大・奥村 泰地


佐々木 亜門(アビスパ福岡U-18)
プレーエリアが広く、攻守に渡って顔を出していた。ポゼッションをより重視するスタイルだったらもっと活きたかもしれない。


樋口 雄太(サガン鳥栖U-18)
先制ゴールを決める。この日は司令塔としてゲームメイクに努めた。


瓜生 紘大(筑陽学園)
左サイドでクロスを供給し続ける。大学最後の試合で無念の退場処分となった。



川上 竜(上、アビスパ福岡U-18)
同点のチャンスだったPKを外してしまった。キャプテンとして、常勝軍団を全国へ導けなかったのは悔しいだろう。

値千金となる追加点を奪った後藤 拓人(下、日田)。なかなか出番に恵まれなかった中で結果を出した。



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