NO 全攻切守 NO LIFE

低迷中

鹿屋体育大学×藤枝MYFC 【トレーニングマッチ】

開幕戦の相手、藤枝MYFCが都合よく国分でトレーニングマッチをしていたので、観てきました。尚、会場にユナイテッド関係者らしき人物は不在でした。

藤枝の新シーズンの背番号がまだ未発表で顔と名前が一致しないのがネックだが、どういうサッカーをするかはある程度把握できた。

30分×4本
鹿屋1-0藤枝
鹿屋1-0藤枝
鹿屋1-1藤枝
鹿屋0-1藤枝
計 鹿屋3-2藤枝

となった。

-----13-----
14---10---18
---20--15---
5--29--4--22
------1-----

これが1本目の布陣。10は大迫希だった。

一度トップに当ててサイドへ叩くのがデフォのようで、ボランチがボールを持った時に楔のパスを入れるシーンが目立った。

ただ、オフ・ザ・ボールの動きが少ないため、サイドへ叩いてもサイドバックとのコンビネーションが取れず、1対1の場面で勝てず、攻撃が手詰まりになる。

中央からサイドへ大きく振るのも精度悪い。

サイドで連携が取れれば崩しの兆しは見えるのだが、ここは鹿屋のコンパクトで統制の取れた守備が頑張ったか。

守備面で言えば攻撃→守備の切り替えが悪く、カウンターを喰らう場面が多かった。

バックラインでのパス回しもプレスが厳しくなると焦りが目立って所謂"はまった"状態にされる。

1本目はこれと言った見所はなかった。

サイドハーフはカットインがメインなのか、右サイドハーフの18番は左利きのようだ。




決して多くはなかったが、前半で光るプレーを時折魅せたのは左サイドハーフの14番の選手。

サイドバックやトップ下がうまくサポートすればカットインをより増やせたかもしれない。

2本目の10分頃にメンバーを交代。

-----27-----
8----7----17
---28--16---
24-33--4--22
-----26-----

システムは変わらなかったが、ここで注目は16番の鮫島 晃太。



投入前と後でパスのリズムが変わった。

鹿屋のプレスにも落ち着いてキープ、パスの判断が良く、後方でのビルドアップに落ち着きをもたらす。

ただ、それが全線の活性化に繋がったわけではなく、結局、ディフェンスリーダーが誰なのかはっきりしない。

3本目
-----27-----
8----7----17
---28--16---
3--6--30--33
-----26-----

鹿屋もメンバーを大きく入れ替え、クオリティが落ちた部分もあるが、藤枝は6番、おそらく元ロアッソ熊本の福王だと思うが、コーチングと高いビルドアップ能力で鮫島と共にボールを動かしてリズムを作った。



鹿屋守備陣の距離感が悪くなった部分もあり、サイドへボールが回るようになる。

1トップの27番の選手も広範囲に動き、中盤がそれに合わせて連動する。

時間は記録していないが、藤枝はカウンターから27番の選手のループが決まり1点を返す。

前半には出来なかったサイドからのコンビネーションも冴え、決定機が増えた。

3本目の途中にメンバー交代。

------9-----
17---23---24
---25---31--
3--6--30--33
-----21-----

このメンバーで4本目も戦う。

後半は鹿屋のクオリティが落ちた事もあり、やりたいサッカーは出来ていた。

カウンターも出来るようになったし、中で引きつけてサイドを空けたり、大きくサイドへ振るときの精度も上がった。

終盤はオープンな展開になり、お互いが攻め合う形となったが、守備陣のポジショニングが甘くなった鹿屋は失点してもおかしくない所を水際で食い止める。


この試合での藤枝をまとめると
【1】トップへ楔のパスを入れるのがデフォでサイドハーフのカットインを引き出す。
【2】クロスがファーサイドに流れた時は、ボランチが拾いに行くので、守備→攻撃の切り替えの時にスペースが生まれる。
拾われたらピンチになるが、逆に拾えばこちらのチャンスになる。
【3】攻撃→守備の切り替えが悪く、カウンターに弱いかも。
【4】コーナーキックはGKから逃げる回転で蹴る。

選手個々で言えば、DFは前半に出てた4番の選手、おそらく、元琉球の伊藤だと思うが、この選手の空中戦の強さと福王のビルドアップを活かすコンビだと崩すのは厄介になるかも。

鮫島のパスのリズムの取り方も厄介。

チームとしての仕上がりは全然。これがデフォなら負けることはないが、開幕時はもっと仕上げてくるだろう。



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私の造語ではありますが、全員で攻撃して、全員で切り替えて、全員で守備をするという意味で、『全攻切守』という言葉を、私自身は以前から使っていました。

~前田 浩二~

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