プリンスリーグ九州を観に中山の県立サッカー・ラグビー場へ。今回は鹿児島城西×九州国際大付属。
城西は勝点9の7位。対する九国は勝点14の6位。順位は1つしか違わないが、勝点に5の開きがある。
プリンスリーグ九州の上位は混戦模様。
首位の長崎総合科学大学附属が勝点16だが、2位の日章学園も勝点16。
1 総附 16
2 日章 16
3 鳥栖Y 15
4 神村 15
5 大分Y 14
6 九国 14
と、6位まで勝点2差。
■鹿児島城西高校
----11----7-----
9---10----6---13
20---3----4----2
--------1-------
▼交代
HT 13→22
65分 20→19
75分 9→12
84分 11→16
▼警告(b)・退場(s)
52分 1(b)

■九州国際大学付属高校
----18----19----
16---6----8----3
7----5---22----4
--------1-------
▼交代
29分 16→9
HT 19→10
58分 6→11
72分 8→15
77分 18→25

城西は上々の入りを見せた。
左サイドをシンプルに使う。パスに緩急はなかったが、繋ぐ意識を随所に見せる。
一方で九国は守備に追われる中でポジティブトランジションが良くない。
マイボールになっても縦に蹴るだけなのだが、受け手も準備しておらず、縦に蹴っては城西守備陣が奪って城西の攻撃という感じ。
守備面も城西と比べ、反応が遅く感じ、声も少ない。
90分常に声を出し続けていた城西GK泉森とは対照的であった。
城西もバイタルエリアではなかなか自由にプレーさせてもらえなかったが、蹴るだけにならず、マイボールを大事にしていたので、これを繰り返せばという所。
最初の決定機は城西。
29分、左サイドで得たフリーキックを11番の選手がニアで合わす。これはGKにセーブされるが、セカンドボールを拾った9番の選手のシュートは枠を捉えられず。
九国は前半に1枚目のカードを切る。
左サイドハーフの16番に代えて9番の選手を投入。
----18----10----
--------8-------
---9----6----3--
7----5---22----4
--------1-------
システムを4-3-1-2に変える。9番の選手はレフティーでプレースキックも任されていた。
このシステム変更が効果的だったのかは疑問。
九国はバックラインから縦パスから左サイドの16番を走らせるプレーをしていたが、16番が退いた事で左サイドに広大なスペースが出来た。
そのスペースを使えれば良かったのだが、どうも攻守に渡って連動しきれない。
33分に城西。
縦パスに抜け出した9番のシュートは枠の外。
九国DF陣は首も触れていないので、城西の攻撃陣に裏のスペースを狙われていた。
後半もやはり蹴るだけの応酬でなかなか落ち着かない展開に。
52分、城西のGK泉森に異議で警告。
その前の九国のプレーがオフサイドではないかというアピールが異議として取られたようだ。少し厳しい気もするが。
後半はお互いが蹴ってくる展開。
城西もショートパスよりもロングボールで裏を狙う展開が増えた。
シュートで終わる攻撃は少なくなかったが、ただ決定機は作れない。
58分、九国は選手交代。
アンカーの6番の選手に代え、11番の選手を投入。
----18----10----
--------8-------
---9---22---11--
7----5----4----3
--------1-------
中盤の3番の選手を右サイドバックに下げ、センターバックの22番の選手をアンカーに。
65分を過ぎた辺りから、九国はラン・ウィズ・ザ・ボールの動きが増え、サイドから仕掛けてクロスという攻撃が増えた。
これに伴い、城西は中盤の位置が低くなり、マイボールになった時に蹴るだけになる展開が増える。
67分、九国はビッグチャンス。
18番の選手が縦パスに抜け出し、エリアを飛び出した城西GK泉森と交錯。ノーホイッスル。城西サイドはシミュレーションをアピールするが、判断の難しいジャッジに思えた。
その1分後には城西。
右サイド、11番からのパスを受けた22番がフリーで受けるが、カバーにきたDFにシュートはブロックされる。
72分、九国選手交代。
8番→15番。
----18----10----
-------11-------
---9---22---15--
7----5----4----3
--------1-------
布陣はこう。
75分、城西も選手交代。ゲームキャプテンの9番の選手に代え、12番を投入。
右サイドに入り、右の22番が左へ移る。
後半は九国もバックラインの裏を取れる展開が増えてきた。
城西は中盤とバックラインにスペースが出来ており、そこを突かれた。
九国がドリブルで運ぶ事で守備陣に綻びも見えた。
センターバック陣が水際で食い止めるが、運動量の低下が見られる。
84分、城西は11番に代えて16番を投入。
----7----12-----
22--10----6---16
19---3----4----2
--------1-------
7番と12番の2トップに。
88分、城西にビッグチャンス。
テントがブラインドになって見えにくかったが、22番の選手がゴール前でシュートを放つ。ブロックされたボールを再びシュート。GKが最後は抑えた。
これが決まれば勝負は決したと思うが、九国はよく耐えた。
最後は九国も猛攻を仕掛けるが、城西守備陣が踏ん張って0に抑えた。
■プリンスリーグ九州第9節
鹿児島城西高校 0 (0-0,0-0) 0 九州国際大学付属高校
日時: 2017年7月15日(土)
会場; 県立サッカー・ラグビー場Bコート
満足度: ★★☆☆☆
城西が奮闘したと視るか、九国の調子が悪かったと視るか。
この内容で今の勝点は考えにくいので、九国は調子が悪かったのかもしれない。
一方で城西は、パスを繋ぐ意識は前節の日章学園戦よりは感じたし、守備陣は最後まで踏ん張っていたが、前節・今節と走り合いになると相手を上回れないのは気になる。
2週続けてベンチから「走れ」の指示を聞くことになるとは。
MOM: DF 4 多持 翔真 鹿児島城西高校

鋭い読みと出足の良さからボールを奪い、守備に安定感をもたらした。





















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リスペクトを感じない。不愉快。
【2017/07/15 22:02】
URL | football legend man #- [
編集]
人のブログにいちゃもんばかりつけるなら貴方もブログ開設して観戦記でも書いてみたら?
【2017/07/17 14:46】
URL | dai #WOq6nlhY [
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バカか
俺はお前と違ってそんなに暇じゃないの!
ブログなんか忙しくてやつてられるかw
【2017/07/17 17:47】
URL | football legend man #- [
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