九州大学リーグも残り3節。
この日は2位・鹿屋体育大学と4位・九州産業大学の一戦。
学園祭も兼ねており、応援Tシャツを無料配布したり、観客席を設置したりと設営にも力が入る。
いつも以上にギャラリーがいた。
■鹿屋体育大学
▼出場メンバー
GK 12 平田 晧太郎 2年 新宮
DF 13 福森 勇太 3年 山梨学院大付属
DF 16 奥田 雄大 2年 徳島市立
DF 4 奥村 泰地 3年 鹿児島実業
→交代 68分 5 最上川 祐輝 4年 アビスパ福岡U-18
DF 19 西村 光明 2年 履正社
→交代 81分 2 綿引 康 2年 前橋育英
MF 8 樋口 雄太 3年 サガン鳥栖U-18
MF 10 松田 天馬(CAP)■53分 4年 東福岡
MF 6 角野 光志朗■29分 3年 履正社
→交代 57分 18 小畑 亮 4年 日田
FW 20 澤居 道 3年 名古屋グランパスU18
FW 11 向高 怜 4年 鹿児島城西
FW 7 片井 巧 4年 藤枝東
→交代 57分 15 森川 和命 3年 ロアッソ熊本ユース
▼SUB
GK 17 安田 惟太郎 1年 サガン鳥栖U-18
FW 27 藤本 一輝 1年 藤枝明誠
FW 28 伊藤 龍生 1年 米子北
--片井---向高---澤居--
----角野------松田----
---------樋口---------
西村--奥村--奥田--福森
---------平田---------

■九州産業大学
▼出場メンバー
GK 21 加藤 大喜(CAP) 4年 神村学園
DF 5 月成 幸輝 4年 サガン鳥栖U-18
DF 3 中島 圭大 4年 東福岡
DF 4 行武 誠萌 4年 神村学園
MF 28 藤井 義治 2年 立正大淞南
→交代 56分 16 佐伯 僚 2年 鹿児島実業
MF 14 末永 巧 3年 東福岡
MF 8 高橋 虎太郎 4年 東海大浦安
MF 2 奥津 大和 4年 鹿島学園
FW 7 赤木 翼 3年 東福岡
→交代 86分 24 田原 伊織 3年 長崎日大
FW 11 石井 大雅 4年 アビスパ福岡U-18
→交代 72分 25 岩村 勝利 3年 東海大翔洋
FW 10 関 恭範■16分 4年 アビスパ福岡U-18
▼SUB
GK 1 緒方 伊吹 2年 筑紫台
DF 17 大川 翔也 4年 アビスパ福岡U-18
MF 30 井釜 一樹 3年 アビスパ福岡U-18
FW 19 満沢 紳之介 4年 神村学園
---------石井---------
----関---------赤木---
奥津--高橋--末永--藤井
---行武--中島--月成---
---------加藤---------

立ち上がり、鹿屋がロングボールを送り、その2ndボールを拾い、サイドを使う。
開始1分にいきなり試合は動いた。
ゴール前にボールを送り、片井のシュートが決まる。
鹿屋 1-0 九産
幸先の良いスタートだったが、九産はバックラインとボランチの所で丁寧にパスを回し、サイドをフリーにさせる。
そのフリーになった両サイドの28藤井や2奥津がクロスを供給。
パスを回す事でサイドが開き、2シャドーとの連携で数的優位を作る。
先制を許した九産が試合の流れを掴む展開。
鹿屋はボールを支配され、バックラインでギリギリクリアをするような展開を許すが、センターバック陣は体を張ったディフェンスからカウンターを仕掛ける。
しかし、九産の距離感が良いので、カウンターは不発になる事が多い。
守備の時間が長いので、攻撃陣を孤立させてしまう。
11向高が前線でキープしても、多くの場面で複数のチェックが入り、仕事をさせてもらえない。
前半は1-0で鹿屋がリード。
内容は九産で前線の選手の目まぐるしい動きに対して後手を踏む事が多かった鹿屋は、リード出来て「良かった」という展開。
後半、鹿屋は布陣を変更。
11向高を左ウィング、センターフォワードに7片井と配置を変える。
50分、鹿屋はショートカウンター。
7片井がドリブルで仕掛けるが、シュートの際に背後からDFのチェックに合い当たり損ねる。
ポゼッションで支配出来ない分、サイドの裏をシンプルに使う攻撃を見せる。
九産は53分、ゴール正面でフリーキックを得る。
キッカーは14末永。距離はあったが、プレースキッカーとしても優秀なこの選手にとっては射程圏。
直接狙ったキックは鋭くカーブがかかり枠を捉えるが、鹿屋GK平田がファインセーブ。
56分、九産は最初の交代。
28藤井→16佐伯僚。そのまま右ウィングバックに入る。
鹿屋はその1分後に交代。
6角野、7片井→18小畑亮、15森川和命。
布陣を4-2-3-1に変える。
---------向高---------
澤居-----森川-----小畑
------樋口--松田------
西村--奥村--奥田--福森
---------平田---------
この時間は鹿屋の流れ。
60分、4奥村の縦パスに15森川が抜け出すが、GKと接触。セカンドボールはクリアされる。
65分、19西村がオーバーラップからクロス。11向高のシュートは正面。
その1分後には九産大。
右サイドの裏のスペースに抜け出し、シュートチャンスを得るが、GK平田が好セーブ。
九産のパスワークに衰えはないが、鹿屋のシステム変更の効果か、サイドでの攻防が互角になり、奪ってサイドの裏を狙う攻撃を見せる。
68分、鹿屋追加点。
右サイドの裏へ向けだした18小畑のクロスを20澤居が合わせる。
鹿屋 2-0 九産
劣勢でチャンスも少なかったが、そのチャンスを確実にモノにした。
鹿屋は68分に3枚目の交代。
4奥村→5最上川祐輝。
4奥村のプレーは悪くはなかったが、どこか痛めたか?
2点差になってから九産大はシンプルに放り込むプレーも見せるが、ここは5最上川が弾き返す。
九産がパワープレーを慣行すれば、5最上川の投入は適切だとは思うが、ポゼッションを重視するスタイルに変化はない。
72分、九産は2枚目の交代。
11石井→25岩村勝利。そのままセンターフォワードに入る。
九産の流れに戻り、鹿屋は自陣で踏ん張る展開が増える。
サイドを突かれ、、ゴール前に蓋をして何とか九産の攻撃に対し、シュートを打たれる前に奪う。
しかし、そこからは蹴るだけになってしまう。
80分、九産1点返す。
右サイドからのコーナーキックを2奥津が決める。
鹿屋 2-1 九産
その1分後、鹿屋は選手交代。
19西村→2綿引康。
布陣を4-4-2の3ラインに。
------森川--向高------
澤居--樋口--松田--綿引
福森--奥田-最上川-小畑
---------平田---------
82分、九産同点に。
左サイドからのコーナーキックを5月成が合わせた。
鹿屋 2-2 九産
86分、九産は3枚目の交代。
7赤木→24田原伊織。そのまま右ウィングに入る。
その直後に鹿屋はフリーキック。
5最上川が頭で合わすが枠を捉える事が出来ない。
終盤、5最上川を前線に上げ、パワープレーを慣行するが、九産のボールを自陣でしか奪えないので、マイボールになってもターゲットに合わない。
-----最上川-向高------
澤居--樋口--松田--森川
福森--奥村--綿引--小畑
---------平田---------
最終布陣が↑。
お互い勝点3が欲しかった試合は痛み分けに終わった。
■九州大学リーグ第20節
鹿屋体育大学 2 (1-0,1-2) 2 九州産業大学
得点者;
【鹿屋】 7片井巧(1分)、澤居道(68分)
【九産】 2奥津大和(80分)、5月成幸輝(82分)
日時: 2017年11月11日(土)
会場: 鹿屋体育大学
満足度: ★★★★☆
前節の鹿屋は負ける内容ではなかったのに負けてしまったが、この今節は負けてもおかしくなかった。
なので、2点先行を守り切れなかったのは痛い。
3位・共立が勝点3を得たので、九産もインカレ出場のためには勝点3が欲しかった試合。
しかし鹿屋、攻撃的な交代をする度に10松田天馬の位置が下がっていくと高い位置でのチャンスメイクが出来なくなるので攻撃のアクセントが落ちる気が。
MOM: MF 14 末永 巧 九州産業大学

中盤でのゲームメイク、精度の高いプレースキックで2アシスト。九産のパスサッカーを支えている。






























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ピントが甘い。下手。
【2017/11/14 22:52】
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