土曜日はJリーグU-14の試合を観に桷志田へ行ってきた。
この大会はJリーグクラブのU-14年代に実戦経験を積ます目的で行われるリーグで、鹿児島ユナイテッドFCの場合は、鹿児島、日置の混成チームで挑む。

鹿児島U-15は4-4-2。
1stシュートは鹿児島。
10番の選手がペナルティエリア内で1人振り切り、ファーサイドを狙ったシュートを放つが、DFに当たりコーナーに。
その後もカウンターから左へ振り、11山内勘暉のシュートはGKがセーブする。
一方、大分は低い位置でビルドアップしつつ、空いたスペースを見つけたらそこに送る。
やる事はシンプル。
しかし、パスの受け手もそれを理解しているので、しっかりとポジションを取る。
ピッチを大きく使うので、この展開に鹿児島はだいぶ揺さぶられた。
また、大分はゲームキャプテンを務めた10番の選手が良い。
低い位置でバランスを取りつつ、ここぞというう所で上がってくる。
ゲームの流れを読む力に長け、サッカーをしっている選手という印象を受けた。
ただ、鹿児島はプレスが緩かったので、上記の10番の選手にやられていた部分もあっただろう。
29分に大分が先制されるが、10番の選手がドリブルで鹿児島守備陣をかわしてからのシュート。
やはり、ここもプレスが緩かった。
ここでもっと厳しく行っていればある程度は自由を奪えたようにも見えたのだが。
先制された1分後に鹿児島はコーナーキックからオウンゴールを誘発して同点で前半を終える。
大分の10番はやっかいではあったが、鹿児島もDFの背後を取れればそこからチャンスは作れていた。
後半も引き続きシンプルに空いたスペースを狙う大分と、高い位置でのボール奪取やDFの裏を狙う攻撃をする鹿児島という構図。
大分は立ち上がりからシュートチャンスを作り、流れを掴むかと思われたが、鹿児島も決定機を作る。
鹿児島も展開はシンプルでパスサッカーという感じではなかったが、前線に渡った時はドリブルで運んで引き付けて空いた味方を使ってシュートで終わる攻撃を見せていた。
鹿児島は後半途中に4-3-3に変えた。
パスを使って主導権を握るのが難しい内容だったので、シンプルに前線に託すのなら単純に前線の枚数を増やすのは効率的でもある。
後半になると疲労も出てくるので、やはりオープンになる。
シュートで終わる攻撃が増え、大分は勝ち越しを意識してか10番の選手が高い位置に残る事が増える。
鹿児島は11山内勘暉を中盤からFWに移し、中盤ダイヤモンドの4-4-2にシステムを変更。
67分、大分勝ち越し。
右サイドで受けた10番の選手がドリブルで運び、GKとの1対1をしっかりと決めた。
アディショナルタイムの72分、鹿児島は前線で11山内がボールを収め、中に展開。
走り込んだ9番の選手が放ったシュートは枠を捉える事が出来なかった。
そのシュート後に試合は終了。大分が勝利した。
■JリーグU-14サザンクロスB
大分トリニータU-15 2(1-1,1-0)1 鹿児島ユナイテッドFC U-15
※35分ハーフ
日時: 2018年6月9日(土)
会場: 桷志田サッカー競技場
満足度: ★★☆☆☆
やりたいサッカーがどの程度出来いたかは不明だが、大まかな内容としてはほぼ互角。
勝敗を分けたのは大分のゲームキャプテンを務めた10番の選手の存在。
彼はゲームの流れを読む事に長け、サッカーを知っているプレーをしていたが、その選手がいるかいないかが明暗を分けた。













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