NO 全攻切守 NO LIFE

低迷中

鹿児島城西高校×サガン鳥栖U-18 【プリンスリーグ九州】

14日(土)は今年初めてプリンスリーグを観に行った。

鳥栖のユースが来るという事でどれくらい強いのかが気になったからだ。

現在、全勝で首位を走っており、既にプレミアクラスの強さがあるとの評価も。

一方でホームの鹿児島城西はこれまで勝点1の最下位と厳しい立ち位置に。

■鹿児島城西
GK 17 ヒル 架依廉 1年 鹿児島育英館中
DF 2 赤谷 稜平 2年 太陽SC国分
DF 21 池崎 祐貴■35分 2年 金久中
DF 5 飯野 修司 2年 鹿児島育英館中
DF 16 池田 真太郎 2年 鹿児島育英館中
MF 10 鎌田 悠斗(CAP) 3年 太陽SC国分
→交代 41分 15 田島 聖 2年 CASA沖縄U-15
MF 20 桑原 滉 1年 F.Cuore
→交代 81分 6 源河 航誠 3年 Wウィング沖縄FC
MF 8 山懸 聖大 2年 太陽SC鹿児島
MF 11 與那嶺 玲央 3年 Wウィング沖縄FC
→交代 41分 18 西田 崇人 2年 太陽SC国分
FW 12 今福 晃生 2年 鹿児島育英館中
→交代 58分 19 永井 利政 1年 鹿児島育英館中
FW 9 藤田 啓太朗 2年 伊集院中
→交代 58分 7 原 栞太 3年 鹿児島育英館中

------藤田--今福------
與那嶺-山懸-桑原--鎌田
池田--飯野--池崎--赤谷
---------ヒル---------




■サガン鳥栖U-18
GK 12 倉原 將 1年 鎮西中
DF 4 平瀬 大 3年 サガン鳥栖U-15
DF 15 久保 勇晴 3年 サガン鳥栖U-15
DF 5 豊沢 尚己 3年 サガン鳥栖U-15
→交代 55分 31 千代島 瞬 1年 サガン鳥栖U-15
MF 2 林 幸多郎(CAP) 3年 サガン鳥栖U-15
MF 8 松岡 大起 2年 ソレッソ熊本U-15
→交代 74分 14 山口 隆希 3年 サガン鳥栖U-15
MF 7 兵働 透生 3年 サガン鳥栖U-15
MF 3 大畑 歩夢 2年 小倉南FC
MF 10 石井 快征 3年 サガン鳥栖U-15
→交代 62分 32 兒玉 澪王斗 1年 F.Cuore
MF 13 本田 風智 2年 PFTC北九州U-15
→交代 74分 11 三好 辰典 3年 サガン鳥栖U-15
FW 9 秀島 悠太 2年 ソレッソ熊本U-15
→交代 74分 17 打越 隼 3年 サガン鳥栖U-15唐津

---------秀島---------
------本田--石井------
大畑--兵働--松岡---林-
---豊沢--久保--平瀬---
---------倉原---------




鳥栖のサッカーはまず、DFの3人+GKの所でパスを回し、サイドがポジションを取るとそこへ展開、サイドでタメを作ったり、突破図っている間に1トップ2シャドーがDFの間等のスペースを狙う。

後ろから順にポジションを取れたらそこへ展開する。見ている分には分かりやすいが、中身は高度。

この連携、こうしたらこう動くという決め事があるように見える。だから選手はパターンに対して判断して動く事が出来る。そんな印象を受けた。

対して城西は鳥栖のこのサッカーに対して後手を踏む。

気になった点としては、城西は前からプレスをかけていない事。あるエリアに鳥栖の選手が来てから奪いに行くプランだったのかもしれない。

ただ、鳥栖の攻撃のスイッチになっていたのはDFライン3人+GKのボール回しだった。

ここでプレッシャーがほとんどないまま回させていた事で、サイドはポジションを取り、ボランチとの関係で数的優位を作れたし、その間に1トップ2シャドーの所も同様に数的優位を作れていた。

酷暑の中の試合だったので、運動量を上げて対応するのが難しかったのかもしれないが、前に運ばれた時点で数的不利を強いられて結局動かされていた。

押さえるべきポイントを抑える事が出来なかった城西は、全部が後手になり、マイボールになった時の縦パスも出足が良い鳥栖の守備陣にカットされる。

13分、鳥栖は縦パスを受けた13本田がゴールやや中央でタメを作り、右へ展開。右サイドに流れていた9秀島がダイレクトで放ち、これが先制ゴールとなる。

城西 0-1 鳥栖Y

19分、鳥栖は左サイドに流れていた13本田の折り返しを9秀島が合わせて2点目

城西 0-2 鳥栖Y

ただ、その1分後、意外な形で城西が1点返す。

鳥栖のGK倉原がバックパスを受けようとゴールマウスから離れる。

鳥栖のDFはそのGK倉原の位置を見ていなかったのか、ゴールマウスの中に蹴ってしまった。

GK倉原は慌てて戻るが間に合わず、オウンゴールという形で城西は1点返す。

城西 1-2 鳥栖Y

しかし、これが流れが変わるゴールには思えなかった。それは、この時間帯で既に両チームにはっきりとした差を感じていた事に加え、このオウンゴールに城西の選手が一切関与していなかったのがその理由。

例えば、鳥栖のDFに対してプレスをかけてバックパスがずれて起きたのであれば、流れを変えるきっかけに成り得たかもしれないが、フリーの状態で起こった出来事であり、簡単に言えば鳥栖の自爆である。

このテのミスはそうそう起こるものではない。次はそんなミスはしないだろうし、頻繁に起こす選手であれば、まずこの舞台で使われない。

鳥栖もベンチ、ピッチ内で気落ちしないように声を掛け合っていたし、まあ、流れは変わらないだろうと。そして、実際に流れは変わらなかった。

33分、右サイドから10石井が1人かわしクロス。13本田が頭で合わせ3点目。

城西 1-3 鳥栖Y

35分、鳥栖は10石井の突破がファウルで倒され、良い位置でフリーキックを得た。倒して城西の21池崎には警告。

このフリーキックを8松岡が直接決めた。

城西 1-4 鳥栖Y

41分、城西は早くも動く。
10鎌田、11與那嶺に代えて15田島聖、18西田崇人を投入。両サイドを代えてきた。

------藤田--今福------
田島--山懸--桑原--西田
池田--飯野--池崎--赤谷
---------ヒル---------

布陣がこうなる。この段階で城西はスタメンに3年生が0となる。

前半終了間際になると、城西も高い位置からプレスをかけるようになるが、時既に遅し感は否めなかった。

奪いに行っても鳥栖が両サイドが下がる事でボールを受けて、ボランチに預けて作り直していた。

もしかしたら、個々のレベルでも勝てているという実感もあったのかも。鳥栖からは余裕も感じられた。

後半になると、城西は鳥栖のプレスに対し、ビルドアップミスが増え、消耗からキックの飛距離も落ちていた。

マイボールになっても後ろで回すのが精一杯で縦に送ろうとすると奪われる悪循環。

何度もショートカウンターを喰らい続けた。

鳥栖の守備は常にコンパクトに保たれており、行くとき、引くときのメリハリがしっかりしている。

49分、城西GKヒルのキックをカットした13本田が9秀島へ。9秀島がGKもかわして押し込んだ。すぐにシュートを打たず、ライン際まで持って行ってヒールで押し込む余裕。やられた方は屈辱的だろう。

城西 1-5 鳥栖Y

54分、9秀島のパスに抜け出した10石井のシュートが決まり6点目。

城西 1-6 鳥栖Y

59分にはインターセプトした3大畑がドリブルで運び中へ。ファーサイドの13本田が合わせて7点目。

城西 1-7 鳥栖Y

後半の早い段階で7点目。中弛みしてもおかしくないが、その様子は見られない。

鳥栖の勢いが落ちない点に加え、城西DF陣は徐々に足も止まり始めていたので、この時に二桁失点も有りうるのではなかと感じ始める。

55分に鳥栖は最初の交代。
5豊沢→31千代島瞬。布陣がこう変わる。

---------秀島---------
------本田--石井------
大畑--兵働--松岡---林-
---久保-千代島-平瀬---
---------倉原---------

58分、城西は2トップの9藤田、12今福に代えて7原栞太と19永井利政を投入し、そのまま2トップに入れる。

62分には10石井に代え、32兒玉澪王斗を投入。この32兒玉は鹿児島のF.Cuoreから加入した1年生。

63分、2林のパスに抜け出した32兒玉が早くもゴールを決める。

城西 1-8 鳥栖Y

65分、また右サイドの2林からのボールを32兒玉が決める。

城西 1-9 鳥栖Y

66分、2林のロングスローをエリア内で受けた9秀島が胸トラップからのボレーでついに10得点目が入る。

城西 1-10 鳥栖Y

クーリングブレイク明けに鳥栖は3人の選手交代。
8松岡→14山口隆希、13本田→11三好辰典、9秀島→17打越隼

最終布陣がこう。

---------打越---------
------兒玉--三好------
大畑--兵働--山口---林-
---久保-千代島-平瀬---
---------倉原---------

78分、鳥栖は左サイド、32兒玉のクロスを17打越が合わせる。

城西 1-11 鳥栖Y

城西は81分に最後の選手交代。
20桑原→6源河航誠。そのままセンターハーフの位置に入る。

城西はサイドに展開し、攻め込む時間も作れたが、鳥栖守備陣がそれに揺さぶられる事はなく、振り切る事が出来ず、シュートが打てず仕舞い。

結局、城西の1stシュートはアディショナルタイムに入ってからだった。そしてその1本だけだった。

90+1分、鳥栖の後方からのボール、おそらくクリアボールと思われるが、城西DFがそれをキープしようとした所、詰めていた17打越が競り合いの中で奪い、GKとの1対1の状況から、しっかりと決める。

城西 1-12 鳥栖Y

90+2分、鳥栖はショートカウンター。14山口パスを受けた17打越のシュートが決まる。

城西 1-13 鳥栖Y

90+4分、32兒玉がDFの裏を取り、飛び出したGKヒルもかわして流し込む。

城西 1-14 鳥栖Y

90+5分、右サイド・11三好のクロスにニアで17打越が合わせて15点目。

城西 1-15 鳥栖Y

同じカテゴリーとは思えない大量得点差で鳥栖が制した。

■プリンスリーグ九州第9節
鹿児島城西高校 1 (1-4,0-11) 15 サガン鳥栖U-18

得点者;
【城西】 オウンゴール(20分)
【鳥栖】 9秀島悠太(13分、19分、49分、66分)、13本田風智(33分、59分)、8松岡大起(36分@FK)、10石井快征(54分)、32兒玉澪王斗(63分、65分、90+4分)、17打越隼(78分、90+1分、90+2分、90+5分)

日時: 2018年7月14日(土)
会場: 県立サッカー・ラグビー場Cコート
満足度: ★★★★☆



何故ここまで差が開いたのか?

城西は後半の早い段階で足が止まっていた。

ビルドアップミスも目立ち、ボールを奪われてはショートカウンターを許した。

鳥栖の攻撃陣の動き出しに対してまったく対応出来ていなかった。

流れの中での連携で振り回され数か所にスペースを作り、そこを突かれる。特にセンターバック同士の間は頻繁にやられていた。

また、城西がマイボールの時に縦パスを送った際にカットしたボールが、パスとして縦に蹴ったのではなく、クリアであったと思われるボールへのケアも甘くなり、結果として縦パスが通った状態になっていた。

城西はGKのヒル架依廉の好セーブも目立ったが、それがなければ15失点で済まなかったくらいにピンチを作っていた。

一方の鳥栖だが、最後まで運動量が落ちなかったのは勿論だが、途中投入の選手が結果を出したという所も見逃せない。

座って観てるだけで汗だくになったこの日、90分走り切るのは難しい状況にあったと言える。

交代枠をフルに使うのは必須条件だったように思える。

足が止まった城西守備陣に対し、フレッシュな鳥栖の攻撃陣。

後半アディショナルタイムに得点に絡んだ選手は全て途中投入組であり、彼ら自身もアピールしたかっただろうし、例えば点差が開けば中弛みする可能性もあったわけで、そこで選手交代をする事で、中弛みの解消を狙ったとも考えられる。

ここまで差が開くと、途中投入された選手も気の抜けたプレーをしかねないリスクもある中で、それがなかったという事は、チームとしてそれを許さない雰囲気が浸透している事でもある。

チームとしての完成度に差があった。鳥栖は強かった。

MOM: DF 15 久保 勇晴 サガン鳥栖U-18



センターバックとしては上背こそないものの、間合いの取り方が上手く、城西攻撃陣に主導権を渡さなかった。また、ビルドアップで攻撃のスイッチを入れ、大量得点にも少なからず貢献している。







































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この記事に対するコメント


城西は1・2年生が多いから来年、再来年が楽しみなチーム。この敗戦をバネにして、いっぱい経験を積んで成長していってほしい。本番は選手権!正月、東京で待ってますよ!
【2018/07/18 06:09】 URL | 薩摩隼人のやっせんぼ #- [ 編集]


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私の造語ではありますが、全員で攻撃して、全員で切り替えて、全員で守備をするという意味で、『全攻切守』という言葉を、私自身は以前から使っていました。

~前田 浩二~

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