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低迷中

宮崎産業経営大学×福岡大学 【九州大学1部】

九州大学リーグ第19節。今回は宮崎の綾町にて宮崎産業経営大×福岡大の試合。鹿屋体大のホームゲームは土曜にある事が多いため、日曜に産経大のホームゲームがあるこの日程は非常に有難い。

首位・福岡大は勝点48で2位・産経大は39。福大は勝てば優勝。引き分けた場合は福大の勝点が49、産経大が40になる。前日に3位・日本文理大が勝ち、勝点を40に伸ばした。

残り3試合で福大が3連敗し、産経大か文理大が3連勝すれば勝点は並ぶが、九州大学リーグは勝点が並んだ時は当該チームの直接対決が優先されるため、その場合も福大の優勝となる。※福大と日本文理大は1勝1敗だが、当該同士の2戦合計スコアが福大が上回っているので福大が優勝という事なんだと思う。

■宮崎産業経営大学
▼出場メンバー
GK 17 岡崎 大成 3年 宮崎日大
DF 3 豊里 浩希 4年 北谷
DF 20 小西 恵介■17分 2年 鵬翔
DF 4 峯 智士 4年 神村学園
DF 5 鈴木 健 3年 日章学園
→交代 7分 26 岩尾 亮志 1年 大分トリニータU-18
→交代 81分 24 和田 廉太郎 2年 鵬翔
MF 8 前田 椋介 3年 宮崎日大
MF 6 長谷川 雄志 4年 鹿児島城西
MF 14 高橋 将太 4年 杉並ソシオFC U-18
MF 10 野川 稀生 3年 松山工業
FW 13 北村 知也(CAP) 4年 鵬翔
FW 16 甲斐 史也 3年 鵬翔
→交代 76分 30 宇津元 伸弥 1年 鵬翔

▼SUB
GK 27 松元 滉平 4年 聖心ウルスラ学園
MF 7 宮之原 透 4年 神村学園
FW 12 平野 雄大 2年 鵬翔
FW 29 宮本 龍一 2年 鵬翔

------北村--甲斐------
野川--高橋-長谷川-前田
鈴木---峯---小西--豊里
---------岡崎---------




■福岡大学
▼出場メンバー
GK 21 真木 晃平 2年 大分トリニータU-18
DF 12 青山 生 4年 筑陽学園
DF 5 饗庭 瑞生 3年 立正大淞南
DF 3 下堂 竜聖 4年 樟南
DF 13 石田 皓大(CAP) 4年 高川学園
MF 10 梅田 魁人■26分 3年 高川学園
MF 24 倉員 宏人 1年 サガン鳥栖U-18
MF 22 河原 創 3年 大津
MF 8 大熊 健太 3年 FC東京U-18
→交代 90分 26 原田 武宗 1年 レノファ山口U-18
FW 30 前田 翔吾 3年 鹿児島実業
→交代 41分 15 河面 龍征 3年 東岡山工業
→交代 87分 14 今田 源紀 2年 九州国際大付属
FW 7 井上 健太 2年 立正大淞南
→交代 65分 11 花田 佳惟斗 3年 興国

▼SUB
GK 1 田渕 佑 2年 名古屋グランパスU18
DF 34 前野 翔伍 2年 長崎総合科学大附属
MF 35 田中 純平 1年 長崎総合科学大附属

------井上--前田------
大熊--河原--倉員--梅田
石田--下堂--饗庭--青山
---------真木---------




試合はまず福大はシンプルに前線に放り込む。高い位置にシンプルに送り、そこでフィジカル勝負になる。

ボールが高い位置にある分、福大は後方からの押上げも良く、産経大を防戦一方にさせる。

最初のシュートは産経大で2分、前線にロングボールを送ったのが16甲斐に通り、その16甲斐の落としを8前田がシュートを放つが、当たり損ねて力のないシュートになってしまう。

福大はシンプルに前線に蹴る中で、30前田の高さが活きる。縦の速さ+高さで主導権を握る。

5分頃、産経大はアクシデント。左サイドバックの5鈴木がうずくまる。直前のプレーで接触があったか。

ピッチの外で治療していたがスタッフから×マークが出て交代となった。
5鈴木→26岩尾亮志。布陣がこう変わる。

------北村--甲斐------
野川--高橋-長谷川-前田
豊里---峯---小西--岩尾
---------岡崎---------

いきなり負傷退場は痛いな。

8分、福大は24倉員がミドルを放つも、GK正面。

11分、福大はハーフウェイライン付近で得たフリーキックを10梅田が意表を突いて直接狙う。虚を突かれた産経大GK岡崎は慌てて戻るが間に合わず、ゴールに吸い込まれた。

産経大 0-1 福大

その1分後、福大は10梅田が右サイドからクロス。ファーサイドで8大熊がダイレクトで合わせ2点目が入る。

産経大 0-2 福大

2点とも見事なゴールだった。

産経大は中盤を起点に両サイドハーフとFWのハードワークを活かす攻撃が武器だが、攻撃陣は動きを封じられてしまう。

例えば左サイドへボールを預け、左サイドハーフの10野川に預けようとすると、出足の良い福大守備陣がパスカットし、良い形でボールを貰えないようにしていたし、FWが裏を狙おうにも高さのある福大両センターバックが弾き返す。

6長谷川の位置がほぼバックラインに吸収されていた事で、効果的な縦パスが送れず、もう1人のセンターハーフの14高橋が高い位置を取ろうにも、福大は陣形がコンパクトでスペースを与えない。

前線でボールを持とうとすると潰されてしまう。

25分、福大は10梅田がエリア内で倒されるが笛はなし。納得がいかない福大陣営。その後、10梅田にはイエローカードが出される。最初はシミュレーションを取ったかと思ったが、それなら倒された時点で笛が鳴る。少し間があったので異義でのイエローだと思われる。

納得いかない福大はベンチも含めて声を荒げるが、ピッチに立っている選手はともかく、逆サイドで見てた福大ベンチがファウルか否かの判断は難しいのでは?というのが率直な感想。自分が観てた位置からでもファウルなのかどうかの判別は難しかった。

41分、福大は最初の交代。
30前田→15河面龍征。布陣がこうなる。

------梅田--井上------
大熊--河原--倉員--河面
石田--下堂--饗庭--青山
---------真木--------

30前田は悪いプレーをしているように見えなかったが、戦略的な交代なのだろうか?

アディショナルタイムの45+1分、福大は左サイドからのクロスを高い位置にいた12青山が頭で合わすが、これはポストに嫌われる。これが決まっていれば勝負も決まっていたように思える。

前半は福大が2-0と2点リードで終える。

後半になると産経大は6長谷川をアンカーに置き、中盤の並びをダイヤモンドに変えた。

2点ビハインドながら、攻め急がず低い位置でボールを動かしながらリズムを掴むタイミングを待っているようだった。

47分、産経大は左サイドへ展開し、そのパスを受けた10野川が角度のない所からシュートを狙うも、GK真木にセーブされる。

前半、この10野川に預けようとする時は、ピッチを大きく使うのではなく、左サイドバックの3豊里に預けてそこから縦パスを送っていたので、守っている側も読み易かったのだと思う。

右に左にボールを散らしながらの展開だったので、受ける側も前半と違い、マークが外れたりして受けやすかったのかもしれない。

福大も49分にコーナーキックのセカンドボールを24倉員がダイレクトで狙うもこれは枠の外。

57分には左サイドで8大熊が突破しクロスを送る。ゴール前で10梅田が合わすも枠の外。この攻撃、ゴール前に福大の選手が3人くらい詰めていてシュートを打った10梅田以外の選手が不満を露わにしていた。

我の強さ、個性のぶつかり合い、そのような印象を受けた。でも、そこに3人詰めているというのは高く評価すべき点だと思う。

58分、産経大は10野川が左サイドを抉り中へ。中央に陣とってた8前田がワントラップからシュートを放ち、これが決まり産経大が1点返す。

産経大 1-2 福大

60分、福大は10梅田がエリア内で1人かわしてシュートを放つが枠の外。

そういえば福大は多くの場面でシュートは強い球を意識している。枠を外しているシュートは強いボールを意識して蹴っているようだったので、その結果、力んでゴールの上の通過するシュートが多い。

65分、福大は2枚目の交代。
7井上→11花田佳惟斗。そのままFWに入る。

この交代の直後、福大は8大熊が左サイドを突破し、シュートを放つも、GK岡崎がセーブ。

69分、産経大はカウンター。13北村が右サイドからエリア内へ侵入すると、中央で16甲斐とスイッチし、ボールを受けた16甲斐が右サイドからシュートを放ち、これが決まって同点に。

産経大 2-2 福大

産経大、2点差を追いつく。

71分、産経大はクリアボールを20小西が頭で前に弾き返し、そのボールを受けた8前田がシュートを放つが、GK真木がファインセーブ。決定的だったが、GK真木はよく防いだ。

この時間帯、福大はシステムを4-2-3-1に変えていた。

---------梅田---------
花田-----大熊-----河面
------河原--倉員
石田--下堂--饗庭--青山
---------真木--------

11花田を左サイドに置き、産経大の右サイドバック・26岩尾の所に当てていた。

26岩尾は足を気にしており、おそらく攣っていたのだろう。それでも懸命にプレーしていたが、福大サイドもそこに気付き、左サイドからの攻撃が目立つ。

前半から福大のインテンシティーの高いプレーに対応していたので、身体にかかる負荷も大きかったのだろう。26岩尾以外の選手も足を気にする素振りが見られる。

76分、産経大は2人目の交代。
16甲斐→30宇津元伸弥。そのままFWに入る。

78分、産経大は6長谷川のフリーキックをファーサイドで3豊里が頭で合わすも、枠の外。

一方、福大は中央にポジションを移した8大熊を起点に小気良くパスを回し、引き付けて左サイドを空けて13石田のオーバーラップを引き出した。

81分、産経大は3人目の交代。
26岩尾→24和田廉太郎。そのまま右サイドバックに入る。ついに限界に来たかという感じ。

26岩尾は途中出場ではあるが、投入された時間は7分と早い時間帯であり、実質スタートから出ている選手と運動量は変わらない。加えてまだ1年で福大のこのインテンシティーの高い攻撃への慣れというのが上級生と比べてなかった可能性もある。

87分、福大は3枚目の交代。
15河面→14今田源紀。布陣がこうなる。

------梅田--今田------
花田--河原--倉員--大熊
石田--下堂--饗庭--青山
---------真木--------

2トップに戻した。

90分には4枚目の交代をする。
8大熊→26原田武宗。そのまま右サイドハーフに入る。

福大は終盤、セットプレーはGKの守備範囲に送り、力任せに押し込もうとしていた。産経大のGK岡崎はそのプレーに対して負けずにハイボールの処理でもミスをしない。

アディショナルタイムの90+1分、福大は13石田からのクロスがファーサイドへ流れ、それを拾った26原田がクロス。22河原シュートを放つがこれも枠を捉える事が出来ない。

この攻撃を最後に試合は終了。2-2のドローで終わり、福大の優勝が決まる。

ちょいちょい痛む選手が出ていたのにアディショナルタイムは前後半ともに短かったな、そういえば。

■九州大学リーグ1部第19節
宮崎産業経営大学 2 (0-2,2-0) 2 福岡大学

得点者;
【産経】 8前田椋介(58分)、16甲斐史也(69分)
【福岡】 10梅田魁人(11分)、8大熊健太(12分)

日時: 2018年11月4日(日)
会場: 綾町小田爪人工芝グラウンド
満足度: ★★★★★



前半の内容だと福大の2点目が決まった時点で福大の勝ちゲームではあったが、後半に修正した産経大が追いつく。

修正したと言っても、攻め込まれる時間がは長かったし、シュート数も福大が圧倒していた。産経大は少ないチャンスをしっかり決めた。

福大は優勝を決めたと言っても、2点差を追いつかれたわけで、雰囲気としては負けたような感じだった。悔しさを露わにする選手もいた。素直には喜べないだろう。

しかし、試合の内容は第三者からすれば面白かった。特にピッチの近い所からの観戦だったので、熱気を直に感じる事が出来、満足度の高い試合となった。

自分の都合上、今年の大学サッカーはこの試合が最後の観戦となるが、こんな試合を見せられたら、もっと見たいという衝動に駆られる。

MOM: FW 10 梅田 魁人 福岡大学



意表をついて決めたフリーキック、2点目のアシストといった数字の面での貢献は勿論だが、最後までハードワークを欠かさず、貪欲に点を取りに行った。








































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私の造語ではありますが、全員で攻撃して、全員で切り替えて、全員で守備をするという意味で、『全攻切守』という言葉を、私自身は以前から使っていました。

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