NO 全攻切守 NO LIFE

低迷中

vs神村学園中等部 【チェストリーグ1部】

4/21はチェストリーグを観に神村学園へ。

公式のスケジュールでは9:30からとなっていたが、会場に着くとアップしているのはモンスター霧島とパルティーダ。

会場が変更になったのか? 試合が延期になったのか?

という疑問が沸いたが、確認してみると、第1試合がモンスター霧島×パルティーダでU-15鹿児島の試合は第2試合という事が判明。

しかし、コノヤロー、情報は正確に出せや(怒)とはならなかったのですよ。

これはあれですよ、孔明の罠ですよ。試合数にバラツキがあるが、神村は勝点21で首位。7戦全勝中である。

昨年まで九州リーグで戦っていた強豪相手でもあり、近未来の名将はその神村中を止めるべく、様々な策を講じており、この公式の時間と実際の試合時間が違うのもすべては神村中に勝つため。勝負はピッチ外でも行われているんですよ。

名将は凡人には分からない軍略を持っていますからね。

■出場メンバー
GK 1 笹山 琉暢 3年
DF 2 山下 望空 3年
→交代 HT 25 長田 修哉 2年
→交代 61分 22 中村 琉雅 2年
DF 3 喜多 龍斗 3年
DF 4 坂本 一慎 3年
DF 7 森田 友翔 3年
MF 10 武 星弥(CAP) 3年
→交代 68分 14 田中 陽己良 2年
MF 13 佐藤 勇盛 3年
MF 11 山内 勘暉 3年
MF 18 小島 凛士郎 2年
→交代 73分 6 笹嶺 理仁 3年
MF 8 今村 颯太 3年
FW 9 山中 雄大 3年
→交代 68分 19 有島 那音 2年

■SUB
GK 21 稲盛 幸亮 3年
DF 5 今村 優和 3年
DF 20 中村 隼也 2年
FW 15 禧久 雄真 2年

---------山中---------
今村颯---小島-----山内
------佐藤--武--------
森田--坂本--喜多--山下
---------笹山---------




神村中の監督は竹元真樹さん。かつて五領淳樹、永畑祐樹を擁し、高等部で初の高校選手権出場でベスト4、五領・永畑が3年になった翌年にインターハイベスト4という成績を収め、初めて選手・監督として国立の舞台に立った方。

ドリブル&コンビネーションを駆使したサッカーは当時の鹿児島では革新的でもあり、中等部の監督になった今もブレずにそのサッカーを貫いている。

▼試合

高い個人技とコンビネーションでU-15は動かされ、所々にスペースを与えてしまう。そして、そのスペースに入られる。

しかし、成す術なくやられているわけではなく、開始3分、18小島凛士郎のスルーパスに8今村颯太が抜け出し、シュート。これはGKにセーブされるが、最初に決定機を作るにあたり、戦えるのではないか、そう確信させる入りであった。

やはり、そんなに簡単にはいかないもので、9分、神村中はサイドを大きく使い、U-15がボールに寄せると右に左に振り、スペースを作ってそのスペースに侵入する。最後に決めたのはゲームキャプテンでU-15日本代表でもある大迫塁だったと思う。

U-15鹿児島 0-1 神村中

一方、U-15鹿児島はトップ下に入った18小島凛士郎へボールが収まると、簡単に失わずドリブルで引き付けてサイドを空けると、そこにスルーパスを送る。

決定機を作るまでには至らなかったからか、途中から自分で持ち込みシュートを打っていたが、例えば以前、新人戦で太陽SCと対戦した時はドリブルで抜くどころかキープすらさせて貰えなかった。それを踏まえれば、強豪相手に蹴るだけにならない試合展開に成長を感じさせる。

でも、神村中の強さをまざまざと感じさせる。

23分、神村中は左サイドを突破し、マイナスのパスを送る。そのパスを決められて早くも2点差に。

U-15鹿児島 0-2 神村中

サイドを深く抉られた事でDF陣がライン際にまで下げられ、ゴールを決めた選手はフリーになっていた。この動き出しと相手を動かせるこのスキルとチーム戦術、クオリティが高い。

U-15鹿児島は右サイドへ流れた9山中雄大がクロス。10武星弥が合わすもブロックされる。そのこぼれを8今村颯太が放つもこれはGKがセーブ。

決定機は作れているんだよね。なのでここで1点入れておけば流れに乗れた可能性もあるだけに、「決めるべき時に決めないと」というのが出てたかな。

37分、神村中は大迫塁のミドルが決まって3点目。これはしょうがない。コースも際どい所だったし、何よりパンチ力が中学生のそれではなかった。

U-15鹿児島 0-3 神村中

前半は3-0で神村中がリード。やれてる部分はあれど、スコアは開く。こういうのが「差」なんだろうね。

後半、1人選手を交代。
2山下望空→25長田修哉。布陣がこうなる。

---------山中---------
-------武---小島------
山内-今村颯-佐藤--長田
---森田--坂本--喜多---
---------笹山---------

3-4-2-1に変える。

状況を打開するには何かを変えないといけない。そういう判断だろう。1点差ならとりあえず現状維持も有りではあるが、3点差なのでドラスティックに変える必要性を感じたのかも。

神村中にゴール前まで運ばれると、1人ひとりのスキルが高いので、最後まで寄せ切ってシュートをブロックする事が出来ず、その前に次のプレーを許してしまう。引き付けられてスペースを空けてしまい、フリーを作っていたので、守備面を考えるとセンターバックを3枚に増やすには悪い選択ではない。

また、10武星弥、18小島凛士郎の2シャドーにした事はスキルが特に高いこの2人を高い位置に置き、点を取りに行く表れとも解釈できる。

しかし、この3-4-2-1システムは諸刃の剣であった。まず、両ウィングバックの2人がこのシステムに慣れているようには見えなかった。

左サイドの11山内勘暉は試合の中で順応しているように見えるも、右サイドの25長田修哉は61分に交代されるまで、このポジションに順応する事はなかった。

4バックの時も揺さぶられる事でサイドを狙われる事があったのに、3バックだとDFの外側が空くので、ウィングバックとの連動は必須。2人とも守備ではしっかりと戻って対応するも、攻撃に切り替わった際に上がり切れないという問題が出た。

ボランチの8今村颯太、トップ下の10武星弥はポジティブトランジションの際にドリブルでボールを運べる。9山中雄大、18小島凛士郎と連携していく中で右サイドを空ける事が出来ていた。

しかし、そのスペースに25長田修哉は走り込む事が出来ない。DFラインに吸収されていた位置から前線に走り込むのは相当な走力が必要だし、マイボールになる位置が高くないと走り込む事は難しい。これは彼が悪いというよりも、システムと戦い方の中で生じた歪のようなものだ。

これが3-4-3だったらまた違ったのかもしれないが、それはそれで適切なポジションが取れるか、効果的な動き出しが出来るか、別のシステムでもどこかしらで歪は生じるわけで、この歪を埋めるにはピッチに12人出すしかないんですよ。極端な事を言ってしまえば。

もう1つネックになっていたのが、11山内勘暉・8今村颯太・10武星弥が左サイドに固まった事だった。とはいえ、連携で崩す事を考えると、上記の選手達が近い位置にいた方が良い一面もあるわけで。

だから3-4-2-1は諸刃の剣。チャンスも作れるけどピンチも招くし、チャンスになれそうな場面も自分達で潰してしまう。

試合は48分、U-15鹿児島はフリーキックを得ると、浮き球ではなくゴロの強いボールをゴール前に送る。9山中雄大が合わせて1点返す。

U-15鹿児島 1-3 神村中

神村中の守備陣はこのボールに対し、反応が出来ていなかった。完全に虚を突かれたのだろう。

今度は52分、ゴール前に18小島凛士郎が飛び込む。このファーストプレーはブロックされるも、こぼれ球をキープし、右へ送る。9山中雄大のクロスに10武星弥が頭で合わし、1点差とする。

U-15鹿児島 2-3 神村中

流れに乗れたと感じさせる点の取り方だった。その3分後に10武星弥のスルーパスに18小島凛士郎が反応し、シュート放つもGKにセーブされる。これも決定機。

しかし、神村中を捉える事が出来ない。

58分、神村中は右サイドから大きくサイドを変える。左サイドで受けた選手がクロスを上げ、ニアで合わされる。

U-15鹿児島 2-4 神村中

このタイミングでの失点は痛すぎる。気持ちが折れたら疲労が一気にくる。

神村中のピッチを広く使う展開に振り回されたU-15鹿児島は、効果的な攻撃が減って行く。

68分、U-15鹿児島は2枚替え。
10武星弥→14田中陽己良、9山中雄大→19有島那音。そのままのポジションに入る。

ここで10武星弥を替えるのか!?というのが率直な感想だったが、この年代は目先の勝ち負けだけでなく、そのプロセス、その先の選手としての成長を促す場でもある。

過去の試合でも本城は博打な交代はしており、途中投入した選手やピッチに残った選手に対し、この状況でどうプレー出来るか、試合を動かせる事が出来るか、そういった事を試したのではないかと。

長い目で視た時、仮にこの試合を落としてもピッチに残った選手達が一皮剥ければ、そっちの方が大きいという判断をした可能性もある。

試合が終盤になるにつれ、序盤から動かされた影響で足が止まりだした。プレスが遅れたり、ポジティブトランジションの際に上がり切れない選手も出てきた。

76分、神村中は右サイドからのクロスをボレーで合わして5点目を決める。

U-15鹿児島 2-5 神村中

終わってみれば5失点、3点差で負け。3-4-2-1に変えた後半、サイドから合わされての2失点は何の因果か。とはいえ、ゴールも生まれたのでシステム変更が失敗だったとは一概に言えない。

■高円宮杯 U-15サッカーリーグ 鹿児島県チェストリーグ1部
鹿児島ユナイテッドFC U-15 2 (0-3,2-2) 5 神村学園中等部
※40分ハーフ

得点:
【KUFC】 9山中雄大(48分)、10武星弥(52分)
【神村中】 9分、23分、37分、58分、76分

日時: 2019年4月21日(日)
会場: 神村学園サッカー場
満足度: ★★★☆☆






























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