NO 全攻切守 NO LIFE

低迷中

鹿児島城西高校×出水中央高校 【高校選手権】

11/2の高校選手権準決勝について。第1試合は新人戦を制した城西と新人戦・総体と県2位の出水中央との一戦。

今年は城西が良いというのは聞いていたし、リーグ戦を観てもクオリティの高いサッカーをしていた。全国大会出場の有力候補だと思っていたが、総体は県の準々決勝でれいめいにPKで敗れている。とはいえ、その後のリーグ戦では順当に勝点を積み重ねており、今大会も優勝候補の1つだと思っていた。

一方、出水中央は力強いチームだなと。組織的に統率されており、セットプレーが強いとの評判。県大会では2位が続いており、選手権こそはという想いも強いだろう。

■鹿児島城西高校
GK 17 ヒル 架依廉 2年 鹿児島育英館中
→交代 78分 1 戸田 哲平 3年 太陽SC国分
DF 7 今福 晃星 3年 鹿児島育英館中
DF 3 山下 玲 2年 F.Cuore
DF 11 池田 真太朗 3年 鹿児島育英館中
DF 5 飯野 修司 3年 鹿児島育英館中
MF 18 中川 洋輔 2年 CAグランロッサ
→交代 56分 4 濱田 康成 3年 太陽SC国分
MF 8 山縣 聖大 3年 太陽SC
MF 6 田島 伊霧稀 3年 鹿児島育英館中
MF 16 古薗 汰久己 2年 JFAアカデミー福島
→交代 63分 22 西田 崇人 3年 太陽SC国分
FW 10 北條 真汰(CAP) 3年 RIP ACE FC
FW 9 野口 貴仁 3年 伊敷台中

---------野口---------
---------北條---------
古薗-田島伊-山縣--中川
飯野--池田--山下--今福
---------ヒル---------




城西は4-4-2。FWは横並びというよりも縦関係。10北條真汰はサイドに流れたりしながらボールに絡んでいた。

昨年からAチームに絡んでいたメンバーがスタメン・サブを含め多く残っている。有力候補だと言われる所以の1つ。

■出水中央高校
GK 1 帆北 航 3年 大口中央中
DF 6 森 優伍 3年 ブレイズ熊本
DF 2 増田 涼 3年 ロアッソ熊本
DF 3 村上 正弥(CAP) 3年 ロアッソ熊本
DF 21 渡慶次 光一郎 2年 屋部中
MF 4 石本 亮 3年 大口中央中
→交代 HT 7 大村 龍之介 3年 ロアッソ熊本
MF 13 和氣 日向 3年 FCブルーローズ
MF 8 木場 駿之介 3年 ディアマントFC鹿児島
MF 9 信楽 雄大 3年 FC長岡京
MF 11 三山 夢貴 3年 ロアッソ熊本
FW 14 松山 正利 3年 ディアマントFC鹿児島
→交代 80+3分 5 佐々木 康介 3年 出水中

---------松山---------
三山-----信楽-----木場
------和氣--石本------
渡慶次-村上--増田--森
---------帆北---------




出水中央は4-2-3-1に見えた。キャプテンの7大村龍之介がベンチスタートだったので、スタート時のゲームキャプテンは3村上正弥。

▽試合

序盤は城西・出水中央のいずれもがシンプルに長いボールを多用する。出水中央はこれが基本なのかも。ただ、城西がその展開になるとは意外だった。

バックラインでフリーでも持っても前線目掛けて長いボール。リーグ戦ではここから中盤やサイドバックにつけて緩急を織り交ぜて繋いでいた。

負けたら終わりのトーナメントであるが故にそうなってしまうのか、選手権に出るためのサッカーに変えたという事なのか。準々決勝までの戦い方や高校総体でどうだったのかが分からないので、比較できないが、県勢はこのシンプルに蹴るサッカーになってここ何年かは全国で勝てていないので、このスタイルを見せられて、「結局それか…」と。当事者でないと分からない要素もあるけど、「全国に出る、そこで上位に行く」ここを逆算してチームを造る難しさに直面しているのかも。

高い位置でボールが持てれば、すぐにゴール前に放らずにワンクッション置いて縦に展開していたので、リーグ戦でやってたサッカーを丸々放棄しているわけではないと感じるが、バイタルエリアまで運ぶその過程が「シンプルに」となっていた。

一方で出水中央はサイドの裏に長いボールを送り、サイドハーフが勝負する展開。右サイドハーフの8木場駿之介はレフティーでカットインや精度の高い左足を持っている。インテンシティーの高いサッカーをしている中で個人の能力も活かしている。

13分、出水中央は右サイドで突破を狙う中でPKを得る。しかし、このPKはポストに当ててしまい、そのセカンドボールをGKヒル架依廉が足に当ててクリアする。

ただ、この時間から出水中央は流れを掴み、バックラインの背後を取ってGKと1対1の状況を作ったり、サイドを深く抉って中に送ってシュートを打ったりと、チャンスを作る。しかし、城西のGKヒル架依廉の好セーブに阻まれ、得点を奪う事は出来ない。

一方で城西、34分に得たコーナーキック。ショートコーナーからファーサイドにいた3山下玲が頭で合わせて先制する。

城西 1-0 出水中央

前半は1-0で城西リード。ただ、流れとしては出水中央が優勢に映る。意図しているサッカーが出来ていたのは出水中央の方に見えた。

後半、出水中央はキャプテンの7大村龍之介を投入。システムがこうなる。

---------松山---------
三山--大村--信楽--木場
---------和氣---------
渡慶次-村上--増田--森
---------帆北---------

後半の出水中央は途中システムを変更したか? 選手の配置を変えた? と錯覚するくらい選手が動いていた。ボールホルダーへのプレス、プレスに行った選手のポジションに別の選手が動いてスペースを埋める。ここのカバーが良かった。

一方、城西はサイドを使いたいのだろうけど、DFラインと前線が間延びし距離感が悪くなる。攻撃時にサイドバックのサポートが悪くなり、FWのどちらかがサイドに流れてボールを受けようとするが、貰った後の出し所に困っていた。

56分、城西は選手交代。
18中川洋輔→4濱田康成。そのまま右サイドハーフに入る。

60分、出水中央は右サイド、8木場駿之介がゴール前にクロスを上げる。インスイングしたボールがゴールへ向かっていく。飛び出したGKヒル架依廉は、このボールに触れる事が出来ず、ボールはポストに当たる。そのセカンドボールを拾った出水中央、ゴール前の混戦から14松山正利が押し込んで同点に。

城西 1-1 出水中央

城西のGKヒル架依廉、前半は決定的なピンチを救うセーブも見せるのだが、アップの時にハイボールの飛び出しで目測を誤り、ボールに触れる事が出来ないというプレーを何回かしていた。試合でもそれが出てしまったなと。

昨年と比べてフットワークが軽快になっていたが、ハイボールを飛び出して処理するのは苦手なのだろうか? 失点後にもう1度、飛び出して触れれなかったシーンがあったのだが…。

63分、城西は選手交代。
16古薗汰久己→22西田崇人。そのまま左サイドハーフに。

この時間、出水中央は中盤でフリーで前を向ける。そこから相手DFラインの裏へ愚直に長いボールを送る。

城西ベンチはDFラインを上げるように指示を出すも、上げる事が出来ない。それは、出水中央が愚直に裏を狙っているからだろう。ただ、昨年の事を思うと、城西は腰が引けてるようにも見えるのだ。

昨年の城西はプリンスリーグで大量失点を喫した。その多くが、背後のケアが甘くてやられたものだったが、当時のメンバーが多く残っている現チームもウィークポイントを引き継いでいる印象を受ける。

城西としては、ここでラインを上げれないのは痛かった。同点にされ、サイドハーフやFWの選手は意識が前に行くのに、DFがラインを上げない事で、センターハーフがカバーするエリアが広がり、ボールを持った時のパスの出し所に困ったり、セカンドボールが拾えない悪循環を生む。

サイドバックが上がってこれれば、攻撃に幅が取れるのだが、それが出来なかった事で精度を落とした。

70分、出水中央はカウンターから左サイドで11三山夢貴がカットインして逆サイドへ。ゴール中央やや右で受けた8木場がさらに右へ振る。そこにはフリーの7大村龍之介。ファーストタッチを中に持って行き、寄せてきたDFをかわしてシュート。入ったと思ったが、サイドネットだった。

78分、城西はGKを代える。終盤だったのでPKを見据えたものだろうか。出水中央もアディショナルタイムに交代。こちらは点を取った14松山に代えて5佐々木康介。

試合は80分で決着が着かずPKへ。そのPKは出水中央のGK帆北が2本ストップ。城西のGK戸田哲平も1本ストップしたが、出水中央が勝利。決勝へ進出した。

■高校サッカー選手権鹿児島県大会準決勝

鹿児島城西高校 1 (1-0,0-1,PK6-7) 1 出水中央高校
※40分ハーフ

得点者;
【城】 3山下 玲(34分)
【出】 14松山正利(60分)

日時: 2019年11月2日(土)
会場: OSAKO YUYA Stadium



MOM: GK 1 帆北 航 出水中央高校


PKを2本ストップ。
























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